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小田急、「手話リンク」で手話の問い合わせに対応 鉄道業界初
2026年4月14日 08:00
小田急電鉄は、聴覚や発話に困難のある人との円滑なコミュニケーションを実現するため、電話リレーサービスが提供する「手話リンク」を、小田急線16駅と、ホームページの問い合わせ窓口に、4月16日に導入する。鉄道業界初の取り組みとなる。
手話リンクは、スマートフォン画面上で手話通訳オペレーターを介して、問い合わせに対して遠隔地にいる小田急の係員が案内を行なうサービス。手話通訳オペレーターが「手話」と「音声」を通訳し、電話で即時、双方向のコミュニケーションを可能とする。
これまで、聴覚や発話に困難のある人と駅係員のコミュニケーションは筆談が中心で、手話への要望が多くあったことから導入。導入する駅は、カメラや遠隔操作可能な駅務機器等の設備が整っており、相手の状況を確認しながら案内できる駅を選定した。
導入各駅で利用の場合、改札口付近に掲出されている手話リンクの二次元コードをスマートフォン等で読み取ることでテレビ電話機能が起動し、手話通訳オペレーターにつながる。切符購入や精算に関する問い合わせや、体調不良時など迅速な対応が必要な際などの利用を想定している。事前登録は不要。
導入駅は、南新宿、梅ヶ丘、百合ヶ丘、五月台、黒川、はるひ野、唐木田、玉川学園前、開成、栢山、富水、螢田、足柄、東林間、南林間、本鵠沼の16駅。利用状況を踏まえながら、導入駅を順次拡大する。
ホームページではチャットボットによる問い合わせ体制を整えているが、手話リンクへのアクセスもできるようにして、自宅や外出先からの手話による問い合わせに対応する。
駅掲出の二次元コードからの問い合わせは、初電から終電まで対応。ホームページからの問い合わせは、9時から16時50分までとなる。


