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イオン、八王子IC至近に複合商業+物流+Green Beans Park 6月開業

イオン八王子滝山 North イメージ

イオンモールは、中央自動車道 八王子IC至近に、商業施設、物流拠点、Green Beansブランド体験ラボ「Green Beans Park」が一体となった「イオン八王子滝山」を、6月26日にオープンする。

「イオン八王子滝山」は、イオンネクストの最先端物流拠点である顧客フルフィルメントセンター(CFC)とシネマを含む、21の専門店で構成される複合商業施設。施設コンセプトとして「豊かな時間を体現し、共感した人が集い賑わう場」を掲げる。

所在地は東京都八王子市滝山町一丁目。八王子駅から約3km、西東京バスで約10分、中央自動車道 八王子ICから北へ約0.5km。

「North」(A街区)と「South」(B街区)があり、NorthでCFCやGreen Beans Park、Southで9スクリーンの映画館、お菓子作りを体験できる工房、大規模ドッグランの併設店舗などを展開する。Green Beans Parkにネット専用スーパー「Green Beans(グリーンビーンズ)」の受取スポットを設置するものの、「イオンスタイル」などのスーパーマーケットはない。これはイオンモールとしても新しいチャレンジで、体験価値の提供に特化した施設となる。

イオン八王子滝山 South イメージ
施設内マップ

主な出店店舗は、映画館「イオンシネマ」、キャンピングカー販売/レンタル・アウトドア用品・雑貨販売・カフェ「Lots」、スポーツ「スーパースポーツゼビオ」、ペットショップ「ペットのコジマ」、ボルダリング「ISHI NO MORI」、バーベキュー「THE BBQ PARK」、お菓子製造工房・カフェ「アトリエうかい Cafe & Factory HACHIOJI」など。

イオンシネマは、「IMAXレーザー」を含む全9スクリーンを備えたシネマコンプレックス。両肘付きの独立シートを全席に導入している。

イオンシネマ イメージ

Lotsは、初のキャンピングカー常設展示場「日本特殊ボディーNTB」やレンタルキャンピングカー「旅する車」、アウトドア用品・インドア雑貨からフェーズフリー認定品コーナーや地元八王子特産品まで取り扱う「LotsINOUTDOOR」、カフェスペース「KhazanaCoffee」の複合型店舗として展開する。

ペットのコジマは、約1,100m2の八王子最大級ドッグランを併設。床はゴムチップ舗装とし、日よけの高木とテーブル、ベンチ、パラソル、足洗い場を設けるなど、ペット同伴でも安心して過ごせる環境を整える。

ドッグラン イメージ

ISHI NO MORIでは、石を登る「ボルダリング」、石を探す「ストーンハント」に加え、新たな石に出会える展示販売を行なうなど、子供から大人まで楽しめる施設を目指す。

THE BBQ PARKは屋上の常設型BBQ施設。席数は400席で、焚火、BBQのほか、デイキャンプ体験をベースとした「フェス型イベント店舗」を季節ごとに期間限定で展開する。

アトリエうかいは、東京・神奈川を中心にレストランを展開するうかいグループの洋菓子店。イオン八王子滝山では約3,300m2の敷地に、カフェ・見学路併設の「地域に開かれた体験型工房」をオープンする。工房直営のできたてスイーツを提供するほか、小中学校をはじめとする教育機関の社会科見学、パティシエ候補の人材育成展開などを行なう。

South中央には屋外広場「noNIWA」を整備。面積は約560m2で、地域や施設の専門店と連携したイベント、キッチンカーを展開する。また、子供の遊び場として地面の起伏を利用したゾーンやインクルーシブ遊具を設置する。

noNIWA

ブランド体験ラボ「Green Beans Park」

Green Beans Parkは、イオンのネット専用スーパー「グリーンビーンズ」を展開するイオンネクストによるブランド施設。公園のように誰もが気軽に立ち寄れる空間で、グリーンビーンズの世界観に触れられるブランド体験ラボおよび商品の受取スポットとして展開する。ブランド体験の主なアクティビティとしては「おつかい!グリーンビーンズ」「パシャっと!グリーンビーンズ」「リズムでピッキングチャレンジ」がある。

「おつかい!グリーンビーンズ」は、買い物をテーマにしたミッション型体験コンテンツ。キャラクターの依頼に応じて商品を選びながら、ネット専用スーパーの仕組みや利便性を体感できる。

「パシャっと!グリーンビーンズ」は、顔写真を撮影し、サービスを支える様々な職種の人に「へんしん」できる体験型フォトコンテンツ。AI画像生成技術により、グリーンビーンズを支える人物に変身したイラストがその場で完成する。

「リズムでピッキングチャレンジ」は、ピッキング工程を再現したリズムゲーム。BGMに合わせて商品を仕分ける体験を通じて、人とAIの協業や物流の仕組みを直感的に体感できるとしている。

そのほか、CFCで稼働するロボットの映像を放映するシアタールームや、イオンネクストの事業をブロックで再現した模型展示、絵本を設置する。

グリーンビーンズの受取スポットは秋頃開始予定。グリーンビーンズは配送サービスをメインとしているが、都合に合わせて注文した商品を受け取れる選択肢を提供し、利便性向上を図る。

また、「イオンネクスト八王子薬店」を施設内に設置。医薬品、サプリメントなど約1,500品目を取り扱う。健康測定コーナーを起点にした健康相談も実施する。

イオンネクスト八王子CFCは秋頃稼働開始予定。グリーンビーンズのサービス拡大に向けて整備するもので、千葉県の誉田CFCに続く2拠点目となる。八王子CFCでは、オンラインの需要拡大や作業負担の軽減に対応するため、自動化設備の拡充を進める。

モール型商業とは異なる五感が重なる体験拠点

イオン八王子滝山の外装デザインは、周辺の恵まれた自然環境である「里山」と調和・同化した風景をコンセプトに設定。ボリュームのある建物を周囲と同化する配色とし、シンボリックな表現で敷地の離れた外装を統一する構成とした。また、外装を一部揃えることでスケールの違う各棟をまとめた一体感のあるデザインとした。

五感が重なる体験拠点としており、専門店やnoNIWAなどの設備を通じて「視覚」「味覚」「触覚」「聴覚」「嗅覚」を満たす、豊かな時間が広がる体験提供を目指す。

イオンモールは周辺エリアで広域型商業施設として「イオンモール 多摩平の森」「イオンモール 日の出」「イオンモール むさし村山」を展開している。そうした立地も考慮し、八王子滝山では新たなチャレンジとして体験型施設を展開することとした。施設名称については、イオンネクストのCFCとの連携施設であること、商業施設規模や形状がモール型とは異なることから、「イオンモール」ではなく「イオン」とした。

地域との連携にも力を入れており、テナントに地元企業や多摩エリア中心に本社を置く企業が含まれるほか、施設内に「八王子市ブース」を設置する。今後は施設内の広場を、地域のイベントや学生の発表の場として活用することを検討する。

商圏としては広域と足元を掛け合わせたハイブリッド型商圏を想定。足元の一次商圏としては5kmで22万世帯・48万人、広域の二次商圏としては10kmで69万世帯・156万人を想定。年間の来場者数は200万人を想定している。

敷地面積は、Northが約65,000m2、Southが約29,000m2。建物は、Northの商業棟が地上6階建て、Southが地上3階建て。延床面積は、NorthのCFC棟が約40,000m2、商業棟が約16,000m2、Southが約18,000m2。駐車台数は、Northが約70台、Southが約320台。