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AIエージェント「Slackbot」に新機能 アプリ横断で業務を自動化

Slackは、パーソナルAIエージェント「Slackbot」に新機能を追加した。これまで個別に利用していたアプリやデータソース、サードパーティー製エージェントを、Slack上の1つの会話からまとめて操作できるようにする。

Slackbotは、ユーザーが利用するアプリやエージェント、データを1つの会話型インターフェースに接続する機能。Slack内に蓄積された会話や意思決定、ナレッジと連携することで、業務に必要な情報へ直接アクセスする。一般的な公開情報ではなく、自社ビジネスの文脈を理解し特化した回答を行なえる点を特徴とする。

今回の機能強化により、複数のアプリやタブを切り替えずにSlack上で業務を進められるようにした。会議内容を踏まえた関連レコードの表示やフォローアップタスクの実行に加え、「毎週月曜日にパイプラインのサマリーをチャンネルに送って」といった自然な指示で定期業務を自動化できる。

テキストだけでなく、スマートフォンなどからの音声指示にも対応し、CRM更新やスケジュール調整など複数アプリにまたがる作業を処理する。

また、ユーザーがデスクトップで開いているデザインファイルやスライド、ブラウザなどの内容を安全に読み取り、別システムへの入力作業を代行する機能も備える。

たとえば、契約書内の価格表を参照し、該当するサプライヤーのレコードへ反映するといった処理を、ウィンドウを切り替えずにバックグラウンドで進められる。

また、Model Context Protocol(MCP)の採用により、事業全体のユニバーサルインターフェースとして、アプリやエージェントを横断して機能する。顧客管理機能をSlackに組み込むことで、案件やアクティビティを自動で記録する。

このほか、ディープリサーチ、AIスキル、メモリ機能も搭載。ディープリサーチでは、複雑な課題を分解し、信頼性に欠ける情報を取り除いたうえで、実践的な戦略ブリーフを短時間で作成する。

AIスキルでは、定型作業や専門知識を再利用可能なAI機能に変換し、canvasに保存してチーム全体で共有できる。これにより、Slackbotはチームの仕事の進め方を学習しながら継続的に改善する仕組みも備える。