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ビジネスバッグのトレンドは重量感軽減 大容量・カジュアルも人気
2026年4月1日 08:40
年度が変わり、新たな環境に身を置く人が増える春。いつものバッグを買い替えて、新たな気分で新年度を迎えてはいかがでしょうか。新社会人の方は自分の仕事に合った機能的なバッグを、何年も同じバッグを使い続けている方は進化してより使いやすくなった最新のバッグを選べば、きっと仕事へのモチベーションも上がるはずです。
今回は、ビジネスバッグを豊富に取り揃えるハンズ渋谷店のバッグ担当・中山一朗さんに、今期のトレンドやおすすめ商品を聞いてきました。
「リュックが引き続き人気ですが、以前のような『見るからにビジネス仕様』というものではなく、服装のカジュアル化に合わせて少し砕けた感じのものが売れています。スクエア型のカチッとした感じのものから、カジュアルなデザインのものに変わってきている感じですね。カジュアルでもPCポケットが付いているなどモバイル対応のモデルが増えているので、ビジネスでもかなり使いやすくなっています」
昨年に引き続き、一泊の出張や会社帰りのジム通いなどにも使える一回り大きいサイズのリュックも売れていて、さらに生地のバリエーションから選べるモデルも増えているそうです。
「さらに、ここ1~2年で増えているのが荷物の重量感を軽減する機能を搭載したモデルです。もちろん、バッグ自体が軽量なものもありますが、軽量化にも限界があるため、より肩や腰に負担がかからないような構造を採用したリュックが増えています。PC、タブレット、書類と重たいものを持ち運ぶ方は、こういったモデルを店舗で試していただければと思います」
荷物が重くても安心 重量感を軽減する最新リュック
メーカー独自の構造や機能により身体への負担を軽減するモデルからご紹介。最初に登場したのは香港発のブランド、ABLE CARRY(エイブルキャリー)。背負った時に身体にかかる重量が大幅に軽減されるように開発された「A-Frame(エイフレーム)」構造が話題になり、仕入れては完売を繰り返している大人気のリュックです。
「A-Frameは、ショルダーからリュックの底面まで伸ばしたストラップをA字型に固定する設計のこと。この構造によりボディの重量を下からも支え、重さを分散することで肩にかかる負担を軽減してくれます。そのため荷物が重くなっても楽に持ち運ぶことができ、型崩れを防いで美しい形状を保つこともできる。見た目は洗練されたシンプルなデザインですが、PCスリーブとタブレットのポケットがついていて、折り畳み傘やペットボトルを収納できる縦長のポケットも装備。肩にかけたままバッグを手前に持ってきても、サッと取り出せるようにポケットがレイアウトされているのも便利です」
サイズは29×49×19cm(幅×高さ×奥行)、価格は38,500円。抜群の収納力、撥水加工と実用性の高さも魅力です。
同じくA-Frameを採用している「Max EDC X-Pac」は、様々なシーンで使える汎用性の高い大容量のバックパック。ビジネス用途としては少し大きめですが、このサイズを普段使いする人も増えているそうです。
「背中側に独立したノートPC用のポケットがあり、メイン収納はフルオープンになるのも特徴です。前面の生地はX-Pacですがボディにはコーデュラナイロンを使用しているため、つくりはかなりしっかりしていて型崩れを防いでくれます。大事なものにもすぐ手が届くようにポケットを配置していたり、電車の網棚にのせる時などに便利なサイドハンドルがついていたりと機能面にも隙がありません」
サイズは30×50×19cm(幅×高さ×奥行)、価格は47,300円。フレキシブルなパッキングができる26Lサイズのモデルで、スーツケースへのキャリーオンも可能です。
肩・腰・背中への負担を軽減するために、ブロック状のセルに空気を封入したクッション「AirCell」を採用したのがバリスティックスピリットの「AirCellリュック」です。
「ストラップと背中の部分にエアパッキンのようなものが入っていて、ここに入れる空気の圧力を自分の身体に合わせて調整できるのが一番のポイントになります。クッションの硬さは人により好みが異なりますが、そこを調整できるリュックは今までありませんでした。さらに、空気を入れるセルの隙間が空気の通り道になるので通気性が良く、背中に熱がこもりにくいのもメリット。夏の暑さ対策にも役立ちます」
サイズは32×44×16cm(幅×高さ×奥行)、価格は20,900円。「実際、2リットルのペットボトルを入れて背負ってみると違いがわかる」と中山さん。非常にシンプルなつくりながらメイン収納には14型ノートPCが入るポケットがあるなど、ビジネス対応の機能性も兼ね備えています。
人気ブランド「エース」と「ポーター」の注目モデル
機能性を追求した使い勝手のいいバッグで定評のあるエースからは、進化したビジネス仕様のリュックをご紹介。「ガジェタブル CB2」は、ユーザーの声を取り入れてベストセラーの「ガジェタブル CB」をブラッシュアップしたモデルです。
「見た目は今までのガジェタブルと変わりませんが、エクスパンダブル機能が追加されました。マチを最大4cm拡張して容量を増やせるので、普段は閉じて、出張時など荷物が多い時は広げて使うことができます。サイドハンドルがついているので、普段はリュックとして、少しかしこまった場ではブリーフバッグのようなスタイルで持つことができるのも便利です」
サイズは28×39×14/18cm(幅×高さ×奥行/拡張時)、価格は30,800円。コーデュラバリスティックナイロンにPUコーティングを施した生地を採用し、高い耐久性と軽量性を両立。撥水性にも優れた頼もしいバッグです。
エースからは、カジュアルなデザインのモデルも登場。デイパックのようなスタイルの新製品「シルパック」は必要な機能をすっきりとまとめたミニマルなデザインが好評です。
「シルパックの魅力は何と言っても、本体重量750gという軽さ。PCを入れても大丈夫なのかと思うほど軽いですが、耐久性のある生地を使っているので安心です。カジュアルダウンしたデザインもポイント。内装には必要十分な機能がついているので、「とにかく軽いリュックが欲しい」というお客様にはイチ押しのモデルです」
サイズは30×49×17cm(幅×高さ×奥行)、価格は27,500円。15.6型のノートPCやB4ファイルも収納できます。
ポーターからも軽量で耐久性のあるモデルをピックアップ。ビジネスでは定番モデルとなっている「インタラクティブ デイパック」は幅広い年齢層に人気です。
「デイリーユースとしての機能が充実していて、軽量で撥水性に優れているのが特徴です。シンプルなデザインで、大きく開くメイン収納の両サイドにはペットボトルや折り畳み傘が入るポケットを装備。いかにもポーターという雰囲気で、ビジネス用途では売れ筋のモデルになります」
サイズは28×42×14cm(幅×高さ×奥行)、価格は58,300円。人気ブランドの定番モデルは流行に左右されず、長く使うことができそうです。
ビジネスでも使いやすいカジュアル&アウトドアモデル
スタイリッシュなデザインで、ビジネスユーズでも売れているウェクスレイからは、3種類の生地から好みのものを選べる新シリーズ「エース」をご紹介。
「メインコンパートメントがガバッと開く大容量タイプなので、荷物が多い人におすすめです。背面側にはPCを収納できる部屋があり、アクセスしやすいトップポケットは起毛になっているのでスマホなども傷つけずに守ってくれます。荷物が少ない時はコンプレッションストラップを絞ってよりスリムなスタイルになるのもポイント。表生地の素材が違う3つのモデルから選べるのも『エース』の魅力で、人気の『バリスティック』のほか、リップストップナイロンを使った軽くてリーズナブルな『ウルトラライト』、ウレタンコーティングで撥水性が高く、傷や汚れをガードする『コーテッド』もラインナップされています」
サイズは29×47×22cm(幅×高さ×奥行)、価格は35,200円。背面の両サイドに大事なものを収納できるファスナーポケットがあるほか、AirTag用の隠しポケットもあるので海外旅行でも活躍しそうです。
続いてはアウトドアブランドが登場。ミレーの「EXP 17」は、日々の生活に便利な収納や機能を、街に溶け込むデザインに詰め込んだバックパックです。
「小ぶりのリュックが好みの方におすすめのモデルです。特徴的なのは、側面から底の部分の部屋にアクセスできるところ。U字のジッパーを開くと直接アクセスできるこの部屋は、メイン収納とは分かれているためお弁当を入れるのに最適です。そのほか、ジムや旅行で出た汚れ物など、他の荷物に触れさせたくないものを入れることができます」
サイズは27×38×16cm(幅×高さ×奥行)、価格は16,500円。小さめなので女性でも背負いやすそうです。
機能が充実した軽くて丈夫なトートバッグ
リュックはカジュアルすぎて抵抗がある、という方にはトートバッグがおすすめ。最近のトートは軽さを追求しているものが多く、パソコン用のスリーブポケットがついているなど、ビジネスバッグに求められる機能が付いたモデルも増えています。
「なかでもおすすめなのが、バーマスの『シティスケープ』です。高密度のツイルナイロンとコーデュラバリスティックナイロン、異素材生地をバランスよく組み合わせることで上品な印象に仕上げています。軽さと耐久性を兼ね備えていて、収納力やコストパフォーマンスが優れているのも魅力のひとつ。一見重そうに見えますが重さ約680gと非常に軽いので、トートバッグは肩に負担がかかってイヤだ、という人もこれなら気軽に持つことができます」
サイズは37×30×10cm(幅×高さ×奥行)、価格は19,800円。前面・側面上部、背面部分には軽くて丈夫な撥水性の高密度ナイロンを、前面・側面下部や底部には摩耗や熱に強いコーデュラバリスティックナイロンを採用しています。
最後に紹介するのは、ハンズオリジナルとして数年前から取り扱っているベストセラー商品「ガッドワーク レザートート」。姫路レザーを使用した光沢感のある日本製のトートバッグは、革好きにはたまらないアイテムです。
「基本的に革製のトートはすっきりとしたデザインのものが多いのですが、これは中身が見えないようにファスナーが付いているタイプ。メイン収納の両サイドにはオープンスペースがあり、サッと出し入れしたい物の収納に便利です。内側は簡易的ですがペットボトルホルダーやノートPCを収納できるクッション付きのポケットも装備。本体サイドのスマートフォンポケット、名刺やペンケースなどが入れられる多目的ポケットなど収納も充実。オールレザーとしては軽いのも魅力です」
サイズは38×31×14cm(幅×高さ×奥行)、価格は27,940円。汗をかいても色移りしない加工が施されているため、汗をかく夏場を含めてオールシーズン安心して使うことができます。
最近のモデルはバッグ本体が軽くなっていて、さらに重さを感じさせないような機能を盛り込んだモデルも多く登場しています。通勤時の荷物が重くてつらい、という方は、ぜひ最新モデルに買い替えて、日々の疲れを軽減しましょう。
なお、記事内の価格は取材(3月11日)時点のものです。








































