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ポケモンGO最大のリアルイベントが東京で 小池都知事「みんな大好き」

ナイアンティックは、スマートフォン向けゲーム「Pokémon GO」のリアルイベント「Pokémon GO Fest:東京」を5月29日から6月1日までの4日間、東京都で開催する。2026年で最初の開催であり、過去最大規模となる。

「Pokémon GO Fest」は年に1度、世界各地域(アジア太平洋地域・ヨーロッパ・アメリカ)から選ばれた3都市に世界中のトレーナー(ユーザー)が集まり、探索を楽しめる、Pokémon GOで最大のリアルイベント。26年は東京を皮切りに、シカゴ(アメリカ)、コペンハーゲン(デンマーク)での開催を予定している。

期間中、対象エリアがPokémon GOの世界観で彩られ、メイン会場には特別な装飾やフォトスポットが設置されるほか、トレーナー同士が交流できるエリアも登場。ゲーム内では通常なかなか出会えない特別なポケモンとの遭遇や、世界中のトレーナーと協力して挑むグローバルなチャレンジなどのアクティビティを多数用意する。

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イベントはメインエリアの東京臨海副都心と、街中エリアの東京都全域(島嶼部を除く)を舞台とする。Pokémon GOのリリース10周年の節目に開催され、Pokémon GO Fest史上最大規模となる。

メインイベントは開催期間が5月29日から6月1日で、イベントアワーは入れ替え制となっており、午前の部が10時から14時、午後の部が16時から20時。メイン会場はお台場海浜公園、シンボルプロムナード公園、潮風公園など。

東京都全域で行なわれる街中ゲームプレイの期間は5月25日から6月1日で、開催時間は10時から20時。

チケットはPokémon GO公式チケット販売サイトで販売される。「Pokémon GO Fest 2026:東京」チケットは午前・午後の入れ替え制で、メイン会場と街中ゲームプレイの両方に参加でき、価格は4,000円。

また、同イベントでは街中ゲームプレイに特化した「まち探索チケット」を初めて販売。価格は期間中1日参加で3,000円。なお、チケットは早期割引や追加オプションも用意する。

会場では、チケットがなくても楽しめる企画やポケモンとのグリーティングも用意する。海外開催は「Pokémon GO Fest:シカゴ」が6月5日から7日、「Pokémon GO Fest:コペンハーゲン」が6月12日から14日の開催を予定している。

小池都知事も東京開催に期待

(下段左から)宇都宮崇人氏、小池百合子都知事、河合敬一氏。(上段左から)森澤恭子区長、大久保朋果区長、清家愛区長

Pokémon GO Fest:東京に関する、ポケモンおよび東京都、港区・江東区・品川区と共同で行なわれた報道関係者向け発表会では、ポケモン COOの宇都宮崇人氏やナイアンティック プレジデントの河合敬一氏のほか、東京都の小池百合子都知事、港区の清家愛区長、江東区の大久保朋果区長、品川区の森澤恭子区長が登壇した。

河合氏はPokémon GOに関して、16年のリリース当時はこれほど長く楽しんでもらえるとは思っていなかったと振り返り、世界累計で10億ダウンロードを超えた今、単なるゲームを超えて人々の生活に寄り添う存在になったと語った。

また、過去7年で15回開催してきた同イベントをついに東京で開催できることに喜びを示し、普段行かない場所に足を運ぶきっかけになれば嬉しいとしたうえで、Pokémon GOの次の10周年に向けた起点にしたいと意気込んだ。

河合敬一氏

小池都知事は、Pokémon GO Festが臨海副都心や東京全域で開催されることに期待を寄せた。会場となるエリアには新しいアリーナやエンターテインメント施設があり、新たなランドマークとなる噴水も完成予定であるなど、昼夜問わず魅力的な地域であると紹介。国内外から多くの人々に訪れてほしいと述べた。

東京全体が会場となる今回は過去最大規模になるとして、江戸からの伝統と革新が共存する東京の魅力を国内外に発信する好機だと語った。また、都が推進する「東京グリーンビズ」により、5年間で都立公園の緑が東京ドーム約40個分増えていることにも触れ、ポケモンが生息しそうな緑豊かな環境になっているとアピールした。

小池百合子都知事

宇都宮氏は、過去15回開催してきたPokémon GO Festは、回を重ねるごとに進化していると述べた。今年はポケモン30周年、そして「Pokémon GO」にとっても10年目という節目の年であり、この記念すべき年に東京で開催できることは光栄であるとした。

毎日のようにプレイするユーザーや支えてくれる人々への感謝を述べるとともに、この10周年は到達点ではなく、さらに発展させていくための起点の年であると位置づけた。今後もNianticや地域と協力し、現実世界と仮想世界の両方を豊かにしていきたいと語った。

宇都宮崇人氏

同イベントの経済効果について、河合氏は前々回の仙台開催では73億円以上の経済効果があったことに触れ、Pokémon GOとともに地域の食事や体験を楽しんでもらうことで、経済効果としても貢献できればと語った。

ナイアンティック側も規模拡大に期待を示す。担当者によれば、昨年の大阪開催は4日間で96,000人が参加しており、今回は対象エリアがより広がることから大阪を上回る経済効果となる可能性があるとしている。

質疑応答では小池都知事が好きなポケモンを問われ、「みんな大好き」と笑顔で回答。東京にとって漫画・アニメはキラーコンテンツであり、ポケモンを通じて世界がつながるのは素晴らしいと語った。

また、宇都宮氏はPokémon GO Festでの印象深い出来事として、19年のドイツ・ドルトムント開催時に、現地のご婦人から自身の好きなコイキングの色違いを交換してもらった経験を紹介。今でもギフトを送り合うフレンド関係が続いていることも明かした。