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ニコン、"本当の解像度"を実現する単焦点メガネレンズ
2026年2月17日 19:15
ニコン・エシロールは、カメラレンズ技術を応用した単焦点メガネレンズ「Zシリーズ SINGLE VISION」を発売した。
カメラレンズの分野で長年用いられてきたコントラスト解析技術「MTF」に着目。モノをはっきりと捉える要素である「コントラスト」をメガネレンズで引き出すために応用した。左右の目から得られる情報を一つの視界として捉える「両眼視」の考え方もコントラスト解析技術に取り入れて設計している。
ニコンは、2024年6月にコントラスト解析技術「MTF(Modulation Transfer Function)」をメガネレンズの性能評価に取り入れた老眼対策レンズ「Zシリーズ PROGRESSIVES」を発売している。「Zシリーズ SINGLE VISION」は、近視・遠視・乱視などを補正する単焦点レンズとして、Zシリーズの技術や見え心地を、より幅広い世代の生活者へ広げる製品となる。
両目で見た際のバランスや視線の動き、実際のメガネレンズの使われ方に着目し、新たに「両眼視コントラストテクノロジー」を開発。
人はメガネレンズを通して見る際、レンズ全体を均等に使っているわけではなく、視線の方向や距離によって、無意識のうちに使われるレンズ領域は異なる。
今回の技術では、遠方を見る際によく使われる耳側領域、デスクトップパソコンなど中距離を見る際に使われる鼻側領域、スマートフォンなど近距離を見る際に使われる鼻側下方部といった、生活シーンごとに使用頻度の高い領域を想定。それぞれの領域について、両眼で見た際のコントラスト数値を精密に計算し、装用者一人ひとりの度数に合わせて、レンズ全体としてコントラストが安定して発揮されるよう設計している。
これにより、さまざまな視線方向や距離においても、両眼で見た際のコントラストが高まり、解像度の高い視界を可能にする単焦点メガネレンズを実現した。日常のさまざまな場面でモノの輪郭や細部を、より安定して捉えやすい視界を提供し、生活の中で繰り返される「見る」という行為そのものを支えることで、生活全体を通して解像度の高さを感じられる視界を目指している。


