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アマゾン、無人レジスーパー「Amazon Go」撤退 店舗はホールフーズ強化
2026年1月28日 10:50
Amazonは27日、レジ無しスーパーの「Amazon Go」と無人型の生鮮食品スーパー「Amazon Fresh」の実店舗を閉鎖すると発表した。オンライン食料品配達と、実店舗のホールフーズ・マーケット(Whole Foods)への成長投資を優先し、顧客基盤拡大を図る。
Amazonは米国5,000以上の都市・町で、迅速な食料品配達サービスを提供しており、一部地域では「当日配達」も行なっている。生鮮食品を含む数百万点の商品を購入できる環境を強化し、26年中には生鮮食品の当日配達サービスをさらに多くの地域に拡大する。
ホールフーズマーケットは、今後数年間で100店舗以上を新規出店。自然食品・有機食品を幅広い品揃えで競争力ある価格で提供していく。さらに、新たな店舗形態「ホールフーズ・マーケット デイリーショップ」は、コンパクトな店に厳選したテイクアウト食品、コーヒー・日用品などを提供し、利便性の高い地域密着型食料品店として強化する。デイリーショップは現在5店舗展開中だが、26年中にさらに5店舗を開設予定。
一方で、無人レジのスーパー「Amazon Go」と「Amazon Fresh」の実店舗は閉鎖を決め、複数の店舗をホールフーズ・マーケット店舗へ転換する。サービス提供地域では、オンラインのAmazon Freshを提供していく。
Amazon Goで培ったレジなし決済ソリューション「Just Walk Out」は、5カ国360以上の施設で提供されているが、同技術は今後もAmazon自社事業内で提供予定。現在北米の40以上のフルフィルメントセンターで休憩室に導入済みで、従業員が会計待ちなく食事を手に取り、休憩時間を最大限活用できるという。
また、新たな実店舗体験のテストも実施。シカゴでホールフーズ・マーケットと共同展開した「Amazon Grocery」やペンシルベニア州プリマス・ミーティングのホールフーズ・マーケット内にある「店内の店」体験などで、後者では来店者がAmazonの食料品や生活必需品も購入できる。さらに今後数年間で、生鮮食品・日用品・雑貨などの幅広い品揃えと、低価格が特徴の新コンセプトのスーパーセンター型実店舗を検討していく。





