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Slack、背景を理解し仕事を助ける“パーソナルAIエージェント”追加
2026年1月14日 13:31
Slackは、リニューアルしたSlackbotの提供を開始した。これまでの「通知ヘルパー」から、文脈を理解する「仕事のためのパーソナルAIエージェント」に進化したと謳う。今後1~2カ月をかけて、ビジネスプラスとEnterprise+のユーザーに順次提供される。対象になったユーザーは、上部の検索バーの右にあるSlackbotアイコンから利用できる。
Slackに搭載される新しいSlackbotは、ユーザーの仕事を理解し、ニーズを予測し、“頼れる知的なパートナー”として働いてくれるという。ユーザーは「情報を探し回る」ことから解放され、重要な仕事にさらに集中できるようになるとしている。
特別なトレーニングは不要で、Slackbotと会話を始めるだけで利用を開始できる。パーソナライズされインテリジェント性も備えた、「すでにあなたと一緒にミーティングに参加しているチームメイト」という位置付けで、Slackbotは、ユーザーやチームが「何をどのように話し、どのように決定が下されるかを理解する」という。一方、メッセージやファイルから情報を取得する際は、ユーザーに対しすでに設定されている権限が常に尊重される。
Slackbotの主要機能としては、情報を収集・整理して「次のステップ」を抽出するキャッチアップ機能、ユーザーのトーンを反映したメールやミーティングの下書き機能、議事録や長文ドキュメントの要約・分析機能の3つが挙げられている。
このほかミーティングの準備、部門を横断する状況への対応、散らばった情報の整理などについてユーザーをサポートできる。
新しいSlackbotは、エンタープライズ検索やネイティブAI機能とシームレスに連携する。ネイティブのAI機能は、長いスレッドの要約やメッセージの翻訳など即座に使いたいニーズに対応し、エンタープライズ検索はアプリやドライブに散らばったファイルやデータを見つけ出せるが、Slackbotはその両方を活用でき、ユーザーが質問するだけでこれらの機能を活用できる。
SlackbotのセキュリティはSlack本体と同様の基盤の上に構築される。ユーザーのロールや権限、アクセス管理が反映され、ユーザーが閲覧を許可された情報のみを表示し、情報の引用元も表示する。ユーザーとのやり取りは非公開に保たれ、フィッシング攻撃などの問題を検出・無効化するリアルタイム保護機能も備える。
AIエージェントとしてのSlackbotの機能は今後も拡張される方針。
