YouTubeで今年を振り返れる「YouTubeハイライト」開始

YouTubeは3日、ユーザーの再生履歴に基づき、2025年の関心事やトピック、印象的だった瞬間などをパーソナライズして知らせる「YouTubeハイライト」を提供開始した。北米のユーザーから順次展開し、今週中に世界中に展開する。

YouTube ハイライトは、2025年のYouTube上の行動を振り返る「まとめ」的なスライドをユーザーごとにパーソナライズして展開する。「カスタム キーボードに夢中になった」、「KATSEYE の大ファンになった」、「Labubu ブラインドボックス開封動画を見続けた」などが振り返れる。

音楽サービスでは、Spotifyまとめ(Spotify Wrapped)や、Apple Musicのリプレイのほか、YouTube Musicのハイライトなど、年間まとめ機能が展開されているが、YouTube ハイライトは動画も含めて振り返りが可能となる。

モバイル アプリの [マイページ]もしくはデスクトップのトップページから、YouTubeハイライトにアクセス可能。再生履歴に基づいて今年のトピック最大12種類の「カード」にまとめ、ユーザーのトップチャンネルや興味関心、視聴習慣の変化、視聴した動画から見えてくるパーソナリティなど、さまざまな角度から一年を振り返れる。

音楽を聴いた人は、ハイライトの一部として、今年のトップ アーティストとトップ楽曲も表示。また、YouTube Music アプリでは、トップ ジャンル、トップ ポッドキャスト、海外の音楽の視聴傾向など、より詳しい分析を楽しめるという。

ユーザーの特徴を示す「パーソナリティ」も提示。9回ものフィードバックの収集と50種類以上のコンセプトテストなどにより実現される。「ムードメーカー」、「感動の追求者」、「つなぐ人」などのパーソナリティが多く、「哲学者」と「夢想家」は、比較的レアなタイプだという。