三菱UFJと平和堂、スーパー業界初の銀行サービス「HOPBANK」

三菱UFJ銀行と平和堂は、スーパーマーケット業界初となる個人向け銀行サービス「HOPBANK powered by 三菱UFJ銀行」を、12月に開始する。

HOPBANKは、三菱UFJ銀行のBaaSアプリ基盤「& BANK」を活用した、平和堂のポイントカード会員サービス「HOP」会員専用の銀行サービス。平和堂は、三菱UFJ銀行を所属銀行とする銀行代理業者として各種銀行商品の媒介を行なう。

利用者は、HOPBANKアプリをダウンロード後、口座を開設し、平和堂のHOPポイント番号と連携することで同アプリを通じた預金・振込・融資等の銀行サービスを利用できる。

取扱業務は以下の通り。

• 普通預金の受け入れを内容とする契約の締結の媒介
• 資金の貸し付けを内容とする契約の締結の媒介
• 為替取引を内容とする契約の締結の媒介

口座振替や給与受け取り等普段の銀行取引でHOPポイントが貯まるほか、HOPアプリやHOPマネーとの連携でおトクに買い物ができるとしている。また、三菱UFJ銀行ATMが全日8時45分～21時は手数料無料で利用可能。HOPBANK口座間および三菱UFJ銀行口座への振込は何回でも手数料無料となる。

平和堂は小売事業を核としながら、HOPマネーやHOP-VISA、保険をはじめとする金融サービス事業を展開している。これらに銀行サービスが加わることになる。

HOPBANKは、「お金の悩みをまるにする。」をキーメッセージに、両社の持つデジタルとリアルの顧客接点を通じ、平和堂の全ての商圏にて銀行サービスを提供。協業を通じて、消費購買行動データと金融データを掛け合わせ、消費とライフプランのより良いバランスを提案することで、利用者の暮らしを総合的にサポートするとしている。