ニュース
Makuakeのプロジェクトを融資判断に活用する新銀行「01Bank」
2025年7月24日 16:00
新たなデジタルバンク「01Bnak」が7月28日にスタートする。池田泉州ホールディングスの100%子会社01銀行株式会社(01Bank)がサービスを開始し、Makuakeと連携した融資判断など、新たなプラットフォームサービスを展開する。
マクアケは、「01Bank」にプラットフォーマー第一号として参画。応援購入サービス「Makuake(マクアケ)」で得られたプロジェクト関連データを01Bankへ提供し、事業者の将来性を評価する融資判断に活用することで、中小企業やスタートアップの迅速な資金調達を支援する。
財務諸表や担保の有無だけでなく、成長性を評価する事業性評価に基づく融資判断の重要性が高まっている。Makuakeでは、応援購入金額やサポーター数、活動レポート、コメント数や内容などから読み取れる将来性や成長性を加味することで、より柔軟かつ迅速な融資が可能となる。また、Makuakeの管理画面から01Bankへの申し込みが行なえるオンラインレンディング機能も提供し、申し込みから融資実行までを一貫してオンラインで完結できる仕組みを整える。
マクアケはこれまでも約100社の地域金融機関と連携し、中小企業の成長支援を推進してきた。今回の01Bankとの連携により、プロジェクトのデータを新たな評価指標として提供することで、資金調達の選択肢を広げ、より多くの事業者が挑戦の機会を得られる環境を整える。
2024年1月にマクアケが行なった調査では、提携金融機関のうち約6割がMakuake実施後に融資に至ったケースがあると回答。また、同様の割合がMakuakeの実績を融資判断に活用することに対して「有益」と評価されているという。
また、01BankはGMOあおぞらネット銀行の「BaaS by GMOあおぞら」を採用。「安心・安全」「フレキシビリティ」「ローコスト」で質の高い「UI/UX」を提供する「データドリブン型」の銀行システムに貢献するため、BaaS型で、預金や融資、審査分析などの銀行機能を提供する。



