コクヨ、高級筆記具「KOKUYO WP」木軸・金属軸の限定モデル

コクヨは、高級筆記具ブランド「KOKUYO WP」の2周年を記念した「KOKUYO WP Limited Edition 2025 木軸・金属軸」を、11月下旬より数量限定で発売する。価格は木軸が35,000円、金属軸が25,000円(税別)。数量は木軸が1,000本、金属軸が2,000本。

KOKUYO WPは「ファインライター」と「ローラーボール」の2種類をラインアップする高級筆記具。書き心地やインクの表現にまでこだわっており、軽やかな書き心地と筆記線に表れる豊かな表現力を特長としている。

木軸モデルには、古くから信仰を集めてきた由緒ある木「イチイガシ」を採用。一本ごとに異なる木目で、唯一無二の表情を楽しめる。

金属軸モデルは、ゆっくりと長い歳月をかけて育つ苔をモチーフにしたモスグリーンを基調とし、特殊なアルマイト加工によって一本ごとに異なるマーブル模様を浮かび上がらせている。

木軸、金属軸ともに、一本ごとに違う表情を引き出す表面の加工は、高精度な加工技術と熟練の職人による手仕事を組み合わせて実現。全てのモデルにシリアルナンバーを刻印する。ともに初期のリフィルはファインライターをセットしている。インクカラーはブルーブラック。

木軸モデルで採用したイチイガシは、カシの中でも大きく育つことから肥沃な大地の象徴とされ、悠然と構えるその姿と相まって、古くから信仰を集めてきたという。イチイガシの「虎斑(とらふ)」と呼ばれる、虎の縞模様を思わせる縞状の木目が特徴で、カリモク家具の加工技術と職人による不規則な切削痕を加えることで工芸品のような質感を再現した。

キャップには、樹皮を思わせる細い溝を刻む「シェーパーカット」を施し、自然の不揃いな美しさを表現している。

金属軸モデルは、ゆるやかに重なり合い、溶け合う色彩を表現したモスマーブルをテーマとした。キャップには「シェーパーカット」によるランダムな溝を彫刻し、胴軸には揺らぎを感じさせる切削痕をプログラムで再現した。

一般発売に先がけ、11月1日にコクヨ大阪本社、11月6日から8日に羽田エアポートガーデン内の直営店「KOKUYODOORS」にて、展示即売会を合計157名を対象に実施する。その後、11月10日からコクヨ公式ステーショナリーオンラインショップにて、木軸と金属軸それぞれ100名を対象とした抽選販売の募集を開始する。