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「d NEOBANK」10月スタート ドコモ傘下で住信SBIがサービス改称

NTTドコモは、住信SBIネット銀行を10月1日から連結子会社にする。これに合わせて、住信SBIネット銀行はサービスブランドを「d NEOBANK」(ディー ネオバンク)に改称する。各サービス内容に一切の変更はない。

「d NEOBANK」は、住信SBIネット銀行が個人・法人向けに直接提供する各種サービスの新しいブランドで、同行の「NEOBANK」を改称するもの。ドコモグループの銀行として成長を目指すことから、ドコモの「d」を冠したサービスブランド名になった。

今後は、dポイントや「d払い」「dカード」などのドコモのサービスと、銀行口座など住信SBIネット銀行のサービスを連携した金融サービスを提供していく予定。また、ドコモは共同経営パートナーである三井住友信託銀行とも連携し、住信SBIネット銀行の成長を図るさまざまな施策を進めていく。

10月1日からは新サービスブランドを記念した3つのキャンペーンを実施。口座開設や住宅ローンの新規借り入れでdポイントをプレゼントするほか、法人の口座振替登録で手数料無料の回数などを設定する。

なお、今回案内されているのはサービスブランドの変更について。今後、住信SBIネット銀行の社名(商号)の変更も予定しており、「ドコモグループの銀行サービスであるということが、社名からもわかるような名称を検討」としている。ただし、多方面に影響することから変更時期は未定で、「慎重に対応する」と案内している。