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住信SBIネット銀行、26年5月に新ランク条件などを導入
2025年11月10日 08:00
住信SBIネット銀行は、2026年5月から「スマートプログラム」のランク判定条件・特典内容を改定する。
スマートプログラムは、商品・サービスの利用に応じて、ATMや振込手数料の無料化やポイント獲得などの特典が受けられる優遇プログラム。今回の改定では、預金残高とサービスの利用状況に応じて5段階のランクを設定。また、ランクに応じてデビットカードの還元を変更する。
ランクは「プラチナVIP」「VIP」「ゴールド」「シルバー」「ベーシック」の5段階。ランクの判定は、判定対象月の月末時点の「円普通預金残高」と「SBIハイブリッド預金残高」の合計、または判定対象月の給与・賞与・年金受取と口座振替(銀行引落)の利用状況に応じて決定する。
例えば、シルバーランクは、預金残高が50万円以上もしくは、給与・賞与・年金受取口座や銀行引落が月1回あるかどうかで判定。最上位のプラチナVIPは、「円普通預金残高」と「SBIハイブリッド預金残高」の合計が1,000万円以上の人が対象となる。また、「ミライノカード Travelers Gold」保有者は自動で「ゴールド」適用などカード保有によっても変更する。
ランクに応じて、カードATM無料回数は2~20回(アプリでATMは無料)、デビット還元率は1.25~2.5%など変更され、VIPとプラチナVIPにはさらに特典が用意される。これに伴い、従来のビットカードポイント還元率アッププログラムは終了する。
なお、住信SBIネット銀行は10月からNTTドコモの連結子会社となり、サービスブランドを「NEOBANK」から「d NEOBANK」に刷新した。現時点では確定しているものはないが、「ドコモ関連サービスおよび投資関連サービスにおける優待の提供を検討している」としている。


