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「ゆうちょ認証アプリ」、eKYC必須に Androidは顔認証終了

ゆうちょ銀行は「ゆうちょ認証アプリ」に関して、10月1日に送金利用時の認証方法を変更、10月29日にAndroidでの顔認証を終了する。

送金利用時の認証方法については、不正送金被害防止の観点から、個人がゆうちょ認証アプリを利用して送金する際、書類による本人確認(eKYC)が必要となる。対象は、ゆうちょ通帳アプリおよびゆうちょダイレクトを利用した電信振替、振込(他の金融機関口座への送金)、ことら送金。ゆうちょダイレクトは、引き続きトークンでの認証も可能。

ゆうちょ通帳アプリ
ゆうちょダイレクト

ゆうちょPay-easy(ペイジー)、ゆうちょ通帳アプリの通常払込み、税公金支払い(QRコード)、ゆうちょダイレクトの連動振替決済サービスについては変更はない。また、法人、および振替口座を利用する個人も変更対象外。

Android版の「ゆうちょ認証アプリ」については、アプリに登録した顔情報での認証を終了する。iOS版の同アプリおよびスマートフォンの生体情報(顔・指紋等)の利用者は対象外。

Android版の顔認証機能の利用者は、事前に認証情報の変更をする必要がある。トップ画面の「登録情報の確認・変更」で、認証情報欄に「顔認証」と表示されている場合は、10月29日以降、認証情報が削除される。「パスコード」「生体情報(2023年5月以降にアプリを登録された方に限る)」と表示されている場合は対象外。