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耐久性2倍になった折りたたみスマホ「Google Pixel 10 Pro Fold」

Googleは、折りたためるフォルダブルスマートフォン「Pixel 10 Pro Fold」を10月7日から発売する。ストレージ256GBモデルの価格は267,500円、512GBモデルは287,500円。予約は8月21日から開始する。

  • Google Pixel 10 Pro Fold 256GB:267,500円
  • Google Pixel 10 Pro Fold 512GB:287,500円

画面を折りたためるフォルダブルスマートフォン。2つの画面を1つのスクリーンとして利用できるほか、2画面に別のアプリを表示するなど、様々な使い方が可能となる。ボディは、アルミニウムで、MoonstoneとJadeの2色展開。また、Pixel 9 Pro Foldの2倍の耐久性を持つ新しい「ギアレスヒンジ」を搭載しているほか、折りたたみデバイスとしては初めて、他のPixel 10シリーズと同等のIP68防水/防塵性能を備えている。

折りたたんだ状態でのアスペクト比は20:9で他のPixel 10シリーズと共通。OSはAndroid 16。

外形寸法は、折りたたんだ状態で76.8×155.2×10.8mm、広げた状態で150.5×155.2×5.2mm。重量は258g。Pixel 9 Pro Foldとほぼ同じサイズとなっている。

外部ディスプレイは、6.4型/1,080×2,424ドット(408ppi)のOLED「Actuaディスプレイ」、フレームレートは60Hz~120Hz。輝度は2,000nits。

開いた後のメインディスプレイは、8型/2,076×2,152ドット(373ppi)のSuper Actua Flexで、フレームレートは1Hz~120Hz。輝度は1,800nits。Pixel 9 Pro Foldより明るさを向上したほか、ベゼルも薄型化している。

Google Tensor G5チップを搭載し、PixelシリーズならではのAI機能も搭載。メモリは16GB、ストレージは256GBと512GB

大きな内側スクリーンを活かしたマルチタスク動作も可能で、分割スクリーンを使い、2 つのアプリを同時に使用できるほか、各アプリのサイズを好みで調整できる。また、ドラッグ & ドロップを使用して、異なるアプリ間でメディアやその他のファイルを移動することも可能。

AIサービスのGeminiは、文章の作成、イベントの計画、新しい知識の習得、対話による検索などに対応。電源ボタンを長押しするだけでGeminiを呼び出せるほか、「Gemini Live」「マジックサジェスト」「マイボイス通訳」「カメラコーチ」「オートベストテイク」などのPixel 10シリーズの特徴機能を搭載する。

カメラは、リアがトリプルカメラ、フロントが1カメラと、画面内のインナーカメラから構成する。

リアカメラは、48メガピクセル(広角)、10.5メガピクセル(ウルトラワイド、マクロ フォーカス付き)、10.8メガピクセル(5倍の望遠レンズ)で、最大20倍の超解像ズームと0.5倍、1倍、5倍の光学ズームに対応する。前面カメラとインナーカメラは、ともに10メガピクセルのDual PD カメラ。

新機能の「インスタントビュー」は、写真撮影時にスマートフォンを開くと、撮ったばかりの写真を即座にプレビューし、素早く撮り直せる機能。インスタントビューは、外側のディスプレイにアニメーションを表示して子どもの注意を引き、カメラ目線の笑顔を撮影できる「こっちを見て」やデュアル スクリーン プレビュー、テーブルトップ モードなどでも利用できる。

バッテリー容量は5,015mAhで、バッテリー駆動時間は30時間以上。スーパーバッテリーセーバー利用時は84時間。USB Type-Cのほかワイヤレス充電(Qi2)にも対応する。デュアルSIM(nanoSIM×1、eSIM×1もしくはeSIM×2)を備え、Wi-Fi 7、Bluetooth v6、NFC、Google Castなどに対応する。