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芝浦ツインタワー「ブルーフロント」S棟に商業27店舗 9月1日オープン
2025年8月6日 13:40
野村不動産とJR東日本が共同で推進するツインタワー「BLUE FRONT SHIBAURA(ブルーフロント芝浦)」の1棟目となる「TOWER S」の、低層商業エリアに出店する27店舗が決定した。9月1日11時にオープンする。
ブルーフロント芝浦は、9月1日に全体開業を迎えるTOWER Sと、2030年度竣工予定のTOWER Nのツインタワー構成の複合施設。規模はTOWER Sが地上43階・地下3階、TOWER Nが地上45階・地下3階。
TOWER Sでは7月1日にホテル「フェアモント東京」が開業、8月からオフィスの入居が始まっている。1階から3階で展開する商業エリアのオープンをもって全体開業となる。
商業エリアは「まちのコミュニティハブ」をテーマに、オフィスユーザーに加えて地域住民に向けても、「食」を中心とした新たな出会いや発見、自分らしく過ごせる時間を後押しするとしている。
店舗のカテゴリーはほぼすべてが飲食店で、飲食以外ではコンビニエンスストア、フラワーショップ、シェアオフィスがある。
商業エリアには合計約1,000席を用意。店舗内客席が約230席、共用席が約770席うちテラス席約230席で、水辺の立地を活かし、緑も豊かな開放的な空間で食事を楽しめるとしている。
オフィスユーザーから地域住民まで幅広い人が使いやすいよう、7時から23時まで営業のオールデイダイニング形式にするとともに、異なる食ニーズの人同士が同じテーブルで食事をともにできるフードコート形式を一部エリアで採用。また、一部を地域のパブリックスペースとして開放し、持込も可能な、仕事や勉強、コミュニティ形成などに利用できる場を展開する。
各フロアに特徴を持たせており、1階を「GREEN DINING HALL(グリーンダイニングホール)」、2階を「CANAL DINING HALL(キャナルダイニングホール)」、3階を「SHOPS&CAFE」としている。
1階のグリーンダイニングホールは、緑に包まれたゆったりとした空間が特徴。テラス席も含めて共用席約350席を設け、対象の複数店舗から好きなメニューをモバイルオーダーできるフードコート形式を導入している。誰でも気軽に利用できるよう、一部持込も可能とする。
17時以降はスタッフが席まで料理をサーブするレストラン方式に転換するゾーンを設け、ディナーニーズに応えた運営を行なう。そのほかポップアップエリアで、展示や販売を通じて「ヒト・モノ・コト」のコミュニティハブとなる企画を開催する。
1階の店舗は、おむすび・総菜・弁当、カスタムサラダ専門店、スープカレー、イタリアンバル、和食・オイスターバー、カフェ・パスタ。
2階のキャナルダイニングホールは、運河に面する水辺の開放感が特徴。テラス席を含めた約420席の共用席では、対象店舗の好きなメニューをオーダーできる。17時以降は1階と同様に、レストラン方式のフルサービスを提供。また共創事業で手掛ける、ここでしか味わえないSHIBAURA BREWINGのクラフトビールを用意する。
キャナルダイニングホールの隣には、8店舗の専門店が出店。ランチやディナー、1人利用からグループ利用まで、様々なニーズに対応するラインアップを揃える。
2階の店舗は、焼鳥、そば、タイ料理、とんかつ、麻婆豆腐・担々麺、ビストロ、スペアリブ&カジュアルイタリアン、らーめん、沖縄料理など。
3階のSHOPS&CAFEは施設の利便性と快適性に応えるオフィスサポートフロアとなる。店舗は「ファミマ!!」「スターバックス コーヒー」およびフラワーショップ、シェアオフィス。
ブルーフロント芝浦全体の区域面積は約47,000m2、延床面積は約550,000m2、最高高さは約230m。所在地は東京都港区芝浦一丁目1番1号 他。












