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Tiktok、子供の“投稿”をチェックできる保護者向け新機能

TikTokは、10代の子供や家族と、クリエイターに向けた新機能をそれぞれ発表した。

TikTokでは、10代の子供向けに50以上の機能・設定を適用し、安心・安全志向の初期設定を用意している。保護者向けには「ペアレンタルコントロール」機能を提供し、家族で話し合う環境づくりをサポート、新機能も順次追加している。

ペアレンタルコントロールでは新たに、10代の子供が他のユーザーに表示される動画やストーリー、写真を投稿した際、保護者に自動で通知を送信する機能が追加される。

また、10代の子供が選択したプライバシー設定を、保護者が確認できるようになる。例えば、保護者は、16歳~17歳の子どもが自身のコンテンツのダウンロードを許可しているか、他のユーザーが「デュエット」や「リミックス」できるように設定しているかなどを確認できる。「トピックを管理」機能では、子供が興味関心のある選択したトピックを閲覧できる。

最新の研究や意見交換に基づく、制限だけではない新たなアプローチとして、バランスの取れたデジタル習慣の定着を支援するという新機能「Well-being Missions」(ウェルビーイングミッション)も導入される。

ウェルビーイングミッションは、短く、楽しく、取り組みやすい一連のミッションで構成され、ミッションを完了するごとにバッジを獲得できる。例えば「おやすみタイム」についてクイズに答え正解すると、バッジを獲得できるといった内容。

ウェルビーイングミッション

今後は、複数のサポート機能やアクティビティをまとめて体験できる、包括的でアクセスしやすいデジタルウェルビーイング専用の新たなアプリ内体験の提供も検討していく。

クリエイター支援機能も強化

クリエイターの保護と成長を支援する目的で、以下の新機能も導入される。

  • クリエイターケアモード:不快なコメントや不要なコメントをより効果的にフィルター
  • TikTok LIVE向けミュート機能の強化:複数の単語、表現、絵文字を一括でミュート
  • コンテンツの簡易チェック:投稿前に、コンテンツが「おすすめ」フィードに表示される可能性が低いかどうかを確認
  • クリエイター用メッセージ受信箱:クリエイター向けの強化されたメッセージ受信箱
  • クリエイターチャットルーム:クリエイターが対象のフォロワーと直接つながり、交流できる