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福岡天神センタービル建替で「グリーンボーナス」 建物全体に緑
2025年7月28日 16:14
「(仮称)福岡天神センタービル建替計画」が、敷地内の広場空間や壁面・テラスの緑化等、建物全体を緑あふれる空間として整備する計画としたことにより、福岡市から「グリーンボーナス」第一号認定を受けた。事業を推進する野村不動産と竹中工務店が発表した。23年9月に解体開始しており、25年12月着工、28年度竣工予定。
グリーンボーナスは、福岡市が進めている、花や緑あふれる魅力的なまちを目指して民有地での“見せる”みどりづくりを後押しする「グリーンビル促進事業」のうち、都心中心部において緑化や環境に配慮したビル計画に対して容積率緩和のインセンティブを付与する制度。
福岡天神センタービル建替計画では、敷地内の広場空間、壁面、テラス等の緑化に取り組む。また街づくりにおいては、セットバックによるゆとりある歩行者道路(明治通り側)、地域に開かれた地上・地下広場(昭和通り側、明治通り側)および南北方向の通路を設置する。
そのほか、福岡市が推進する「Fukuoka Art Next」に貢献するパブリックアートの設置、災害時の帰宅困難者の受入に取り組む。
所在地は福岡県福岡市中央区天神2丁目198番1外で、福岡市営地下鉄 天神駅徒歩1分。敷地面積は4,863.19m2、延床面積は約69,000m2、地上21階・地下3階。主要用途はオフィス・商業・駐車場・駐輪場。
