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MIXI、ADHDの特性理解を手助けするAI会話ロボ「Romiライフスキルトレーニングモデル」

MIXIは、デコボコベースと共同開発した「ASD・ADHD特性とうまく付き合う方法を学ぶ Romiライフスキルトレーニングモデル」を発売した。

自閉スペクトラム症(ASD)や注意欠如・多動症(ADHD)などの特性を持っている人が、自身の特性を理解し、社会生活の中でより過ごしやすくすることを目的としたもの。特徴と対策が書かれた全10章のテキストとセットで提供。テキスト内の台本を使用してRomiをASDやADHD特性がある人に見立て、自身がRomiにアドバイスする「トークパート」により、自分を客観視し、理解の定着を図る。

テキストの内容は下記の通り。

  • 自己理解についてのアドバイス~理解と受容~
  • セルフケアについてのアドバイス~疲れていることに気づきにくい~
  • ストレスコーピングについてのアドバイス~ストレスの対処法を持っておく~
  • コントロールフォーカスについてのアドバイス~自分のできることをする~
  • リフレーミングについてのアドバイス~捉え方のクセに気づく~
  • アンガーマネジメントについてのアドバイス~怒りの感情とうまく付き合う~
  • アサーティブコミュニケーションについてのアドバイス~適切に自己主張する~
  • 傾聴についてのアドバイス~積極的に聞く~
  • 目標設定についてのアドバイス~具体的で実現可能な目標設定~
  • 問題解決についてのアドバイス~段階を追って解決していく~

本体価格は71,280円で、別途月会費1,628円か、年会費16,280円が必要。

「Romi」は、会話に特化した手のひらサイズのコミュニケーションロボット。あらかじめ返答が登録された一般的なロボットとは異なり、独自開発の会話AI(人工知能)が都度会話を生成するため、自然な言葉のキャッチボールを楽しめる点が特徴。