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JCB、「Oki Dokiポイント」を「J-POINT」に刷新 200円で1ポイントに

ジェーシービー(JCB)は、会員向けポイントサービス「Oki Dokiポイント」を刷新し、新たな「J-POINT」を2026年1月から開始する。

Oki Dokiポイントが、2026年1月にJCBの「J」を冠した「J-POINT」にリニューアル。名称とロゴが変わるほか、ポイント付与の仕組みも刷新される。JCBは、クレジットカード業界初のポイントサービスを1981年に立ち上げ、40年以上展開してきた。今回Oki Dokiポイントを20年以上ぶりに刷新する。

J-POINTでは、200円ごとに1ポイント獲得となり、1ポイント=最大1円分で交換できる。1回の利用が200円未満でも月々の利用金額合計に対して換算されるため、少額の買い物でもポイントが貯まるようになる。

これまでのOki Dokiポイントは、1,000円の利用で1ポイント(5円相当)が貯まるサービスとなっていた。しかし、近年は多くのポイントサービスが200円で1ポイントが貯まる形で、消費者も「1円で1ポイント」に馴染みをもつようになっている。そうした環境変化にあわせて、ポイントの仕組みを改めるとともに、「JCBのポイント」をわかりやすく示す「J-POINT」とした。

また、50万円の利用ごとにボーナスポイントを翌月に進呈する「J-POINTボーナス」も開始。ゴールド会員の場合、50万円で1,000ポイント、100万円で3,000ポイント、300万円で15,000ポイントなど、利用額に応じた”ボーナス”ポイントを付与する。

一度お店を登録すればその後ずっとおトクにポイントが貯められる「J-POINTパートナー」、サイト経由でネットショッピングがおトクになる「J-POINTモール」も展開。これは既存の「JCB ORIGINAL SEREIS パートナー」「Oki Doki ランド」のリニューアルとなる。

J-POINTは、コード決済サービス「MyJCB Pay」で、そのまま1ポイント1円として利用可能。同機能の対応は2026年2月を予定している。

なお、手持ちのOki Dokiポイントは、26年1月のリニューアル時に「J-POINT」へ5倍に換算して自動移行される。J-POINTの誕生を記念し、総額6億ポイントを還元するキャンペーンも6月16日から開始する。