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PayPay銀行、900万口座を突破
2025年5月1日 14:51
PayPay銀行は5月1日、預金口座数が900万口座を突破したと発表した。2024年5月に800万口座を突破してから、11カ月で100万口座の増加を記録。PayPay銀行としては史上最速のペース。
PayPay銀行は、2000年10月に日本初のインターネット専業銀行として開業し、2021年4月に「ジャパンネット銀行」から「PayPay銀行」へ改称した。ここ数年、個人や法人向けに提供するサービスを強化し、利用者数を伸ばしている。
個人向けでは、2024年6月に夫婦やパートナーなど、いずれかに万一のことが発生した場合、住宅ローン借入残高がゼロになる「ペアローン向け全疾病保障付き連生団体信用生命保険(ペアローン連生団信)」の取り扱いを業界で初めて開始。また、金利プログラム「預金革命」として、2024年12月に円と米ドルの両預金に年利2.0%(税引後 年1.59%)を適用する「ドル&円2%預金」、2025年3月には最大年0.4%(税引後 年0.31%)の金利が適用される「ステップアップ円預金」の提供を始めた。
さらに、2025年4月にはPayPayの子会社となり、決済アプリ「PayPay」から口座残高を直接利用できる「PayPay銀行残高」機能の提供も開始した。
法人・個人事業主向けには、2024年6月に銀行初のローン契約不要のVisaデビット「翌月払い」サービスを開始し、8月からは「PayPay給与受取」における振込手数料無料プログラムを展開している。