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コクヨ、ノートの端材が生まれ変わったトートバッグ

コクヨは、紙製品の製造過程で排出される紙端材を活用した「トートバッグ<コクヨの紙から>」を4月26日にコクヨ直営ショップ「KOKUYODOORS」、「THE CAMPUS SHOP」にて発売した。数量限定で、メーカー希望小売価格は4,000円(税別)。

トートバッグ<コクヨの紙から>は、キャンパスノートなどの製造過程で発生する紙の端材を配合した再生紙から作られたトートバッグ。上質な紙端材を10%配合した再生紙から糸を作り、布に織り上げて仕上げた。

端材の中でもキャンパスノートなどの上質な紙だけを使用することで、これまでにないリサイクルの形として、再び日常生活で永く使える製品に生まれ変わらせることにチャレンジしたという。本体には着色せず、温かみのある白色に仕上げた。

編み目から中身がほどよく透ける本体に、持ち手と内ポケット部にアクセントカラーとなるオレンジ色を採用し、軽快な印象に仕上げた。外側から中身が見えない内ポケットと、肩から下げやすい長さの持ち手が特長。

コクヨ工業滋賀では、'03年以降ゼロエミッションを達成するなど、できる限りムダのない製造方法とリサイクル活動に取り組んでいる。廃棄物の91%を占める紙類を20種類以上に分別し、生活用品へのリサイクル化を進めてきたほか、上質な紙端材のみを使うことで、排出されるはずだった端材をノートと同等の日用品に生まれ変わらせる取り組みとして「コクヨの紙から」を実施している。

サイズは315x375x10mm(幅×高さ×奥行)。本体生地は紙で、持ち手はPP、内ポケットにはレーヨンを使用。