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「PayPay資金調達」開始 店のPayPay売上を事前に受取れる
2024年3月26日 11:39
PayPayは、加盟店向けに、将来のPayPay経由の売上を最大100万円まで事前に受け取れるサービス「PayPay資金調達」を3月26日から開始する。加盟店のPayPayの利用実績に合わせて、案内される招待制のサービスとなる。
PayPay資金調達は、加盟店のPayPayに対する将来の売上金支払請求権をPayPayが買い取ることで、資金調達を行なえる。ファクタリングサービスとも呼ばれる仕組みで、招待された加盟店は、加盟店専用の「PayPay for Business」アプリ/Webから、「調達金額の設定と精算割合の選択」「調達内容を確認して申し込み」の2ステップでサービスの申し込みが完結する。担保や保証、書類の準備は不要で、申し込み完了後は、最短数分で資金調達が行なえるという。
資金調達後の精算は、毎月の売上金に対して一定の割合で自動で差し引かれる。そのため、売上が多い月は多く、少ない月は少なくするなど、無理せずに精算できるという。手数料率は3%~18%で、加盟店が設定する調達金額と精算割合に応じて変化する。調達可能額は1万円~100万円。入金までの期間は、PayPay銀行であれば最短数分、他の金融機関であれば最短当日。