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三菱UFJ銀、資産管理機能を外部開放 「Money Canvas」をBaaS展開

三菱UFJ銀行は、資産形成サポートサービス「Money Canvas」のBaaS展開を開始する。第1弾として、紀陽銀行、東急リバブルと協業し、各社のブランドに合わせたMoney Canvasの機能を提供する。

紀陽銀行は、「Money Canvas in 紀陽銀行」アプリを3月15日から提供開始。家計簿・資産管理機能などを提供し、家計・資産管理から資産形成までをサポートする。

東急リバブルは、「Money Canvas」を基点として、新築マンション購入者を対象としたデジタルサービスを提供。新築マンションを購入した顧客に対し、“自宅を資産”と捉えた、「資産価値の可視化サービス(AIによる価格査定)」を提供する。Money Canvasと東急リバブルのデジタルシステムの連携システムの開発に着手し、7月にエスクロー(購入手続き)機能を、12月にはAI査定機能を実装し、「MCV in 東急リバブル」の名称でサービス提供を開始する。

三菱UFJ銀行は。2022年から、預金口座開設や口座サービスなど一部銀行機能を外部企業に提供するBaaS事業を開始し、NTTドコモとの共同開発による「dスマートバンク」もその一つ。今回、新たに資産形成機能を開始し、紀陽銀行、東急リバブルと協業し、各社のブランドに合わせたMoney Canvasの機能を提供する。