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TAKANAWA GATEWAY CITY、建物名決定 商業棟は「THE LINKPILLAR」

TAKANAWA GATEWAY CITY

JR東日本は、「TAKANAWA GATEWAY CITY」として開発している施設群の進捗として、各建物名称を明らかにした。

主要な4棟のうち、住宅と学校が入る棟の名称は「TAKANAWA GATEWAY CITY RESIDENCE」(タカナワゲートウェイシティ レジデンス)に。そのほかオフィスやホテル、商業施設が入る棟は「THE LINKPILLAR」(ザ リンクピラー)となる。つなぎ成長するという意味で「Link」を、豊かな暮らしのための実験場として支柱になり伸び続けるという意味で「Pillar」(ピラー、柱)をかけ合わせて「LINKPILLAR」とした。

「THE LINKPILLAR 1 NORTH/SOUTH」の2棟には、オフィス、ホテル、商業施設、コンベンション・カンファレンス、保育園、ビジネス創造施設が入る。「THE LINKPILLAR 2」にはオフィス、商業施設、フィットネス、クリニックが入る。

建設中のTAKANAWA GATEWAY CITY(一部)。左から「THE LINKPILLAR 1 NORTH」「THE LINKPILLAR 1 SOUTH」

「THE LINKPILLAR 1 SOUTH」の地下1~2階、6階にはコンベンション・カンファレンス施設「TAKANAWA GATEWAY Convention Center」が設置される。全15室で、約1,640m2のコンベンションホールが中心施設になる。予約受付は2024年夏から開始する。

「THE LINKPILLAR 1 SOUTH」の1階には、海外から会議・講演に参加するユーザーの利便性を高めるトラベルセンター「TAKANAWA GATEWAY Travel Service Center」も設置される。

「THE LINKPILLAR 1 SOUTH」の8階にはオフィスワーカー向け食堂「LINK Lounge」が用意されるほか、「THE LINKPILLAR 1 NORTH」1階にはハーバード大学教育大学院などによる最先端の乳幼児教育と脳科学の視点を取り入れた保育園がオープンする。

また、開業1年前の機運醸成に向けたイベントとして、「TAKANAWA GATEWAY CITY まちびらき前年祭 in March」を3月15日~16日に開催する予定。

JR東日本ではこのほか、「TAKANAWA GATEWAY CITY」を拠点に、来街者約10万人を対象にした広域スタートアップエコシステムについて、具体的な支援策・支援施設「TAKANAWA GATEWAY Link Scholars’ Hub」を発表。国内外のスタートアップ100社以上とアカデミア・アクセラレーター・ベンチャーキャピタルをかけ合わせるもので、「THE LINKPILLAR」の各棟に設置されるラボやスタジオといった施設、重点的に取り組むテーマなどが紹介されている。

「TAKANAWA GATEWAY CITY」を拠点にした広域スタートアップエコシステム