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オメガ スピードマスター、ラッカー仕上げのホワイトダイヤル

スウォッチ グループ ジャパンは、「オメガ」の新作として、ラッカー仕上げのホワイトダイヤルを採用した「スピードマスター ムーンウォッチ ホワイトダイヤル」を3月7日に発売する。手巻きの機械式腕時計で、価格は125万4,000円。レザーストラップとラバーストラップのモデルは5月に発売予定で、119万9,000円。

1957年に初代スピードマスターが誕生した当時、優れた視認性を確保するために、ブラックのダイヤルにホワイトの針とインデックスが採用された。今回の新作は、意図的にブラックとホワイトを逆にしたデザインを採用しながら、初代モデル同様の視認性の高さを実現したという。

白と黒を逆にし、新しいアプライドインデックスを配しただけでなく、「Speadmaster」の文字がレッドになっているのも特徴。また、「スピードマスター ムーンウォッチ」のステップダイヤルに艶のあるラッカー仕上げが採用されるのは今回が初めてとなる。

ホワイトを採用したインスピレーションの源は、宇宙飛行士が着用する宇宙服のホワイト。船長の宇宙服にはコマンダーを階級を示す赤いラインが描かれていることもデザインに反映されている。また1969年に製作したプロトタイプ「アラスカ I」において、熱反射率が他の色より特に優れていることからホワイトダイヤルを採用したことや、その保護ケースがレッドだったことにもちなんでいる。

ステンレススチール製ブレスレットはビンテージ風で装着感にも優れる5列のデザイン。アルミニウム製ベゼルはブラックアルマイト処理が施される。タキメーターは「ドットオーバー90」仕様。

バリエーションとしてラインナップされるレザーストラップモデルは、レッドとホワイトのステッチが入ったブラックのパンチングレザーを採用。ラバーストラップモデルは、裏面に凹凸がついて月面を表現した抗菌加工のラバーストラップとなる。

レザーストラップモデル
ラバーストラップモデル

ムーブメントは機械式で手巻きのクロノグラフ「コーアクシャル マスター クロノメーター キャリバー3861」を搭載。パワーリザーブは50時間、振動数は21,600振動/時、石数は26石。

ケースはステンレススチール製。防水性能は50m防水。風防は内面無反射コーティングのドーム型サファイアガラス。裏蓋はシースルーバック。大きさはケース径が42mm、厚さが13.18mm。

スピードマスター ムーンウォッチ ホワイトダイアル(310.30.42.50.04.001)、125万4,000円