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PayPay、「送る・受け取る」に詐欺被害防止機能 送金時に一時保留

PayPayの「送る・受け取る」機能に、受け取る側の過去の取引状況に応じて取引を一時的に保留し、送る側に警告メッセージを掲出する機能が搭載された。ユーザーに詐欺の存在を周知し、より安全安心に利用できるようにするために追加した。

送る・受け取る機能にある「受け取りリンク(URL)」を使ってユーザーが送金した際、相手の過去の取引状況に応じて警告メッセージが掲出される場合がある。詐欺の存在をユーザーが認識することを目的とした機能で、表示されたからといって必ず詐欺であるということはない。

送る側の画面に警告メッセージが表示された際には、受け取る側には「一時保留中」であることを示すメッセージが表示される。

送り手は警告メッセージが表示された場合、「送る」もしくは「キャンセル」を選択する必要がある。有効期限までに対応しない場合は、受け取りリンクが無効となる。

PayPayは'23年11月に、送る・受け取る機能での送金時に「詐欺にご注意ください」という警告メッセージを掲出して注意喚起を行なう機能を追加していた。