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メルカリ、返金装いお金を騙し盗る詐欺に注意喚起

メルカリは、外部サービスの返金を装って決済をさせる不正な手口について注意喚起を行なった。

メルカリによると、メルカリ・メルペイとは無関係なショッピングサイトで購入した商品について、商品の在庫切れ等を理由に返金を装い、キャッシュレス決済サービス(〇〇ペイ等)を通じてお金を騙し取る不正な手口が確認されているという。

具体的には下記のような手口が確認されている。

  • キャッシュレス決済サービスで返金をするというSNSやメッセージアプリなどでの連絡
  • キャッシュレス決済サービスのQRコードを読み取ってほしいという要求
  • キャッシュレス決済サービスに利用者が登録している情報を聞き出すような行為

実際のトラブルの事例としては、Aさんが、ショッピングサイトで商品を購入した際、支払い方法は口座振込にしていたが、後日、販売元から商品の在庫切れを理由に返金をしたいとの連絡があった。

メッセージアプリへ誘導され、QRコードを読み取るように販売元からの指示があったので、Aさんがそれを読み取ると、いつの間にか1万円を送金したことになっていたという。

メルカリ・メルペイにはQRコードを読み取って行なう返金や送金の機能はない。一度送金や決済手続きを完了すると、その手続きを取り消すことはできないため、メルカリでは、返金手続きに怪しい点がないか、十分に確認するよう呼びかけている。

また、万が一トラブルに巻き込まれた場合は、最寄りの警察署、交番、または警察相談専用電話「#9110」で相談を受け付けている。