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新幹線が万博仕様に 「ミャクミャク」をラッピング

東海道・山陽新幹線 N700系・N700S

JR各社は、「ミャクミャク」などのデザインをラッピングした、大阪・関西万博ラッピング新幹線を、2024年4月13日ごろから大阪・関西万博会期終了まで運行する。

対象車両は、東海道・山陽新幹線 N700系・N700S(16両・各1編成)、山陽・九州新幹線 N700系(8両・1編成)、北陸新幹線 W7系(12両・1編成)。運行線区は、東海道・山陽新幹線が東京~博多、山陽・九州新幹線が新大阪~鹿児島中央、北陸新幹線が東京~敦賀。なお、北陸新幹線は'24年3月16日に敦賀まで延伸する。

山陽・九州新幹線 N700系
北陸新幹線 W7系

大阪・関西万博の機運を盛り上げるための取り組み。大阪・関西万博のロゴマークや公式キャラクター ミャクミャクなどのデザインをラッピングする。

また、「EXPO2025 デジタルウォレット」の事業連携サービスの1つとして、大阪・関西万博開幕500日前の11月30日から2024年3月24日まで「大阪環状線NFT駅スタンプラリー」を実施する。

EXPO2025デジタルウォレットアプリの利用者が、スタンプラリー期間中に対象駅や大阪・関西万博ラッピング列車内に設置された二次元コードをアプリで読み取ることにより、関西ゆかりのイラストレーター・アーティストが描いたオリジナルNFT駅スタンプを入手できる。

実施場所の第1弾として、新幹線列車内のほか、JR大阪駅、西九条駅、弁天町駅、天王寺駅に駅スタンプ台を用意する。

EXPO 2025 デジタルウォレットは、大阪・関西万博オリジナルの決済手段。独自の電子マネーやポイントサービス、NFT・ブロックチェーンを活用したサービスを提供する。万博の会場内では現金は取り扱わない方針で、EXPO 2025 デジタルウォレットのほか、クレジットカード、電子マネー、QRコード決済などが利用できる。決済手段を持たない外国人来場者や学生向けに、プリペイドカードなどのサポート手段を検討する。