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Yahoo!乗換案内、川崎市内のリアルタイム路線バス情報に対応

LINEヤフーは、「Yahoo!乗換案内」(iOS版、Android版)と「Yahoo!マップ」(iOS版、Android版)において、川崎市内を走行する路線バスのリアルタイムな接近情報や遅延情報などをルート検索結果画面に表示する機能の提供を開始した。

川崎市内を走行する路線バスのバスロケーションデータを活用したもので、ユーザーが検索したルート上に川崎市内の路線がある場合、自動的に「2つ前のバス停」や「1つ前のバス停」とリアルタイムなバスの接近情報を表示。これにより、ユーザーは川崎市内の路線バスを使った移動で、「ほぼ時間通りにバス停に着いたが、次に乗る予定のバスは出発したのか遅延しているのか分からない」といった不安や「バスに乗った後、時間通りに目的地に到着するのか」などの疑問を解消できる。接近情報や遅延情報の確認が可能になったことで、ユーザーは待ち時間なくバス停に移動できるようになり、路線バスでの移動がよりスムーズになる。

ユーザーが検索したルート上に川崎市内の路線バスがある場合、ルート検索結果画面に出発後のルートや遅延情報を表示。バスの位置情報から遅延しているバスが今どこを走行しているのかを確認でき、平常時と比較して約何分遅れているかが表示され、バスの発車予定時刻も修正される。

検索結果の発車時刻をタップすると、前後のダイヤが表示される。乗車予定のバスの1つ前のバスが遅れている場合、そのバスに乗車できる可能性がある。

時刻表の停車バス停一覧にもバスの接近情報や遅延情報が表示されるため、バスの運行情報を一覧で確認できる。また、任意の時刻表をタップすると、運行中のバスがどこの区間を走行しているのかも確認可能。

路線バスのリアルタイム情報については、2021年2月に都営バス、2022年12月に横浜市営バス、西武バス、2023年5月に神奈中バスと江ノ電バス、6月に小田急バスで本機能の提供を開始しており、利用可能な路線バス事業者を徐々に拡大してきた。

あらたに「川崎市バス」「川崎鶴見臨港バス」「東急バス」でリアルタイム情報に対応したことで、川崎市内全系統の9割超えの路線バス(川崎鶴見臨港バス・川崎市バス・小田急バス・東急バス)で利用可能になった。「東急バス」においては、東京都を含む走行エリア全域に対応した。

また、「Yahoo!乗換案内」「Yahoo!マップ」と川崎市は、川崎市内を走行する路線バスの利用促進に向けて、連携・協力を行なうための協定を締結。アプリの利用実態の分析や改善・積極的な広報活動を協力して行ない、ユーザーにとってより良い移動環境の提供を実現していく。