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正規の求人サイトにも「闇バイト広告」 警察庁が注意喚起

警察庁は、正規の求人サイトにも特殊詐欺の「受け子」などの有害求人が掲載されているケースがあるとして、注意喚起を行なった。

具体的なケースとしては、下記のようなものがある。

  • 応募又は契約時に匿名性の高い通信アプリをインストールするよう指示される
    正規のバイトでTelegram、Signal等、匿名性の高い通信アプリのインストールを要求されることはない。
  • 本人だけでなく、家族、友人等の個人情報を執拗に要求される
    家族等の情報を入手することで、特殊詐欺グループはそれを元に脅迫を行ない、受け子をやらざるをえなくする。
  • 勤務地や業務実態を教えてくれないなど、実態が確認できない
    会社は実在せず、所在する住所表示そのものがないこともある。怪しいと感じた場合は、インターネットで検索してその存在を確認する。
  • 募集内容と実際の仕事内容が異なる
  • 示された仕事内容と報酬金額が釣り合わない
    高額な給料でありながら「運搬するだけ」「物を受け取るだけ」などと、誰にでもできて、簡単に高額を稼げるという仕事は存在しない。

警察庁では、こうしたことに気づいた場合は、即座に連絡を続けるのを止め、警察に相談するよう呼びかけている。