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東海道新幹線、車内販売終了→コーヒー・アイス自販機を設置

JR東海は、10月に東海道新幹線「のぞみ号」「ひかり号」での車内ワゴン販売を終了するのにともない、車内販売でニーズの高かったドリップコーヒーとアイスクリームの自動販売機をホーム上等に順次設置する。11月1日までに全のぞみ停車駅へ設置する予定。

設置するのは、SHINKANSEN COFFEE[ミル挽き珈琲]が45台、スジャータアイスクリームが21台、サーティワンアイスクリームが20台。

SHINKANSEN COFFEEは、JR東海とトーヨーベンディングが共同開発した、東海道新幹線特別仕様のコーヒー4種、「新幹線のぞみブレンド」「新幹線ひかりブレンド」「新幹線こだまブレンド」「ドクターイエローブレンド」の他、カプチーノや紅茶等、車内販売では提供が難しかった商品など全13種を取り揃える。

価格は「新幹線のぞみブレンド」のビッグ(ホット)が300円、ジャンボ(ホット)が350円。ドクターイエローブレンドがビッグ(ホット)500円など。

豆を挽いてコーヒーを抽出している間は、BGMとして、東海道新幹線の車内チャイムになっている「会いにいこう」が流れる。

スジャータアイスクリームは、車内販売で取り扱っていた定番の「バニラ」をはじめ、いちご(静岡県産紅ほっぺ)など東海道新幹線限定のフレーバーも用意し、常時4種類程度の商品を提供する。価格は340円から400円。

サーティワンアイスクリームは、新大阪駅25・26番線のホーム上に設置している自動販売機が、国内のサーティワンアイスクリームの自動販売機の中で売上1位を誇るという。人気の「ポッピングシャワー」をはじめ、常時7種類程度のフレーバーを提供する。価格は全種350円。

設置箇所は、のぞみ停車駅の各ホーム1~3カ所ずつ設置(品川駅・新横浜駅各上りホーム除く)。設置箇所の案内図はJR東海ホームページ「インフォメーション」に掲出する。

自動販売機は、ホーム上で見つけやすいよう、ボディを専用デザインでラッピング。自動販売機のボディとコーヒーのカップのラッピングの色は東海道新幹線での移動をリラックスして過ごしてもらいたいという想いを込め、爽やかな空色で彩った。