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スカイドライブとスズキ、「空飛ぶクルマ」年間100機量産へ

「空飛ぶクルマ」を開発するSkyDrive(スカイドライブ)は、スズキと製造子会社「株式会社 Sky Works」を設立。年間最大100機の製造体制を目指す。両社における2022年3月の事業・技術連携に関する協定締結と、2023年6月の製造に関する基本合意に基づくもの。

「SKYDRIVE(SD-05型)」製造のため、2023年9月1日に製造子会社を設立。スズキの協力の下、静岡県磐田市にあるスズキグループの工場を活用し、2024年春頃に製造開始を目指す。

SkyDriveはスズキとの連携協定締結後も、機体開発や要素技術の研究開発、製造・量産体制の計画を推進。販売面では、インドを中心とした海外市場開拓の連携を行なってきた。インドの市場開拓に関しては、特に観光客が集まる、川沿いや海沿いの歴史的建造物があるエリアや、インドの宗教巡礼者の山間部への移動等ユースケース適合度について、連携して検証を進めているという。

10月28日から一般公開が始まるジャパンモビリティショー2023では、スズキブースで空飛ぶクルマ「SKYDRIVE(SD-05型)」の1/5スケール模型を展示する。