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Luup、宇都宮LRT開業に合わせて設置ポート拡大

Luupは、宇都宮市内で8月26日に開業したLRT(次世代型路面電車システム)に合わせて、サービス提供内容を拡大。LRT停留場との行き来で活用できるよう、停留場付近のほか住宅地や大学周辺などにポートを設置した。

宇都宮市では、自転車・電動キックボードのシェアリングサービスの実証実験として、'22年12月1日から'24年3月31日までの期間限定で電動マイクロモビリティのシェアリングサービス「LUUP」を提供している。

実証実験により、LUUPが地域における交通手段の新たな選択肢としての活用が確認されており、こうした結果を踏まえ,今回のLRT開業に合わせて実証実験地域をJR宇都宮駅東側のLRT沿線や周辺の住宅街まで広げ、ポート数や車両台数を大幅に拡大することとなった。

車両台数は、電動アシスト自転車が開始時の50台から100台に拡大。電動キックボードが開始時の30台から60台に拡大。ポートは開始時の10ポートから約45ポートに拡大しており、車両・ポートともに順次追加・拡大予定としている。

ポートは、「宇都宮駅東口」や「宇都宮大学陽東キャンパス」といった乗り継ぎ拠点となるLRT停留場のほか、「駅東公園前」や「峰」といった一般の停留場付近にも設置。さらに住宅地や大学周辺にも複数箇所設置している。「LUUP」をLRTとの乗り継ぎに利用してもらい、ラストワンマイルの移動手段となることを目指す。

なお、走行エリアの制限については、以下のように決定。

オリオン通り:全域において車両から降りて手押しする「手押しゾーン」とする。
宇都宮城址公園:公園内を「手押しゾーン」とする。
八幡山公園(電動キックボードのみ):公園内を「手押しゾーン」とする。

利用料金は、都度払いが30分ごとに165円。月額2,000円。毎回30分乗り放題で、超えた場合は30分ごとに延長料165円が加算される。ヘルメットの着用は努力義務だが、所定のポートではヘルメットを格納した箱を設置している。