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Google、健康・安全強化で10%軽い「Pixel Watch 2」 51800円

Googleは4日、新たな心拍センサーを搭載したスマートウォッチ「Google Pixel Watch 2」を発表した。日本でも予約を開始し、12日から発売する。価格はWi-Fiモデルが51,800円、Wi-Fi+LTEモデルは59,800円。

10%軽量化したほか、健康状態を把握するためのセンサーや新機能を多数搭載。カラーは4色で、別売でも多数用意される。

  • Matte Black アルミケース/ Obsidian アクティブバンド
  • Polished Silver アルミケース/ Bay アクティブバンド
  • Polished Silver アルミケース/ Porcelain アクティブバンド
  • Champagne Gold アルミケース/ Hazel アクティブバンド

再生アルミ100%のボデイで24時間動作

Googleブランドのスマートウォッチが第2世代に刷新。本体は100%再生アルミニウムとなり、10%軽量化したほか、丸みを帯びたクラウン(りゅうず)により、操作性を高めている。OSもWear OS by Google(Wear OS 4)となった。一方、初代Pixel WatchはWi-Fiモデルが39,800円、Wi-Fi+LTE 47,800円だったため、それぞれ12,000円の値上げとなった。

ケース径41mmの円形のドーム型デザインを踏襲しながら、軽量化と操作性の向上を図っており、画面の表示領域も拡大した。また、Fitbitによるフィットネス機能を統合し、アクティビティや心拍など高精度な計測を可能とした。

ディスプレイは320ppiのAMOLEDで、最大輝度は1,000nit。最新のクアッドコアCPU(Qualicomm 5100)を搭載し、パフォーマンスを向上。新CPUと低電力コプロセッサにより、ディスプレイが常時表示の場合でも、24時間のバッテリー駆動が可能。また、30分で50%まで充電することができる高速充電に対応する。バンドを除く重量は31g。

3つの新センサー。精確な心拍、睡眠のための皮膚温センサー

Pixel Watch 2では、健康状態の管理のために新たな心拍数センサーなど3つの新センサーを搭載。改良されたAI心拍数アルゴリズムと連携し、初代Pixel Watchの25倍のLEDを備えた心拍数センサーにより、精確に心拍数を読み取れるという。

HIIT、スピニング、ローイングなどの激しいアクティビティの読み取り精度は最大40%向上。これにより、消費カロリー、アクティブな心拍ゾーン(分)、今日のエナジースコア、睡眠など、他の重要な健康指標についてもより精確に測定可能となる。

継続的皮膚電気活動(cEDA)センサーによる、Fitbitの「身体反応」機能をPixel Watch 2にも搭載。この新センサーでは、心拍数、心拍変動、皮膚温からの情報を取得した機械学習アルゴリズムを使用し、ストレスの兆候を特定する。

興奮を含む正/負のストレスの物理的指標を検知すると、身体反応機能が通知を送信。後から、その時に自分がどう感じたかを振り返ったり、誘導呼吸やマインドフルネスセッションなど、ストレスを軽減するための行動を取るよう促す。ストレスを感じた時を振り返ることで、潜在的なストレスを予測するのに役立つという。

もう一つの新しいセンサーが、皮膚温センサー。主に睡眠時などの夜間に測定を行ない、全体的な健康状態の変化をモニターする。Google アシスタントアプリから、毎日の睡眠スコアを確認できるほか、快適な状態で眠れているかなどモニターし、就寝後に空調を入れたほうが良い、などのアドバイスも行なう。

ワークアウト中に心拍ゾーンの変化を警告したり、マラソンのトレーニング中にペース目標に関するリアルタイムのフィードバックを行なうなどのトレーニング機能も強化。今日のエナジースコアや、睡眠プロフィール、睡眠スコア、アクティブな心拍ゾーン(分)、歩数、40種類のワークアウトモードなど初代Pixel Watchの主要機能を継承する。

Fitbitアプリと連携し、今日のエナジースコアや睡眠プロフィールなども利用可能。Pixel Watch 2購入者には、Fitbit Premium(月額640円)が6カ月付帯する。

また、転倒検知や緊急SOSのほか、緊急事態の共有、安全確認などのGoogle Pixelの予防安全機能がPixel Watch 2でも利用可能となる。夜間の散歩や早朝のランニングなどに出かける際、自分の安全を友人や家族に知らせることができる。

【訂正】記事初出時に、「LTE対応のPixel Watch 2では通信事業者に接続されていなくても安全確認や緊急位置共有などが利用できる」と記載しておりましたが、日本は非対応となります(10月6日15時追記)

Googleカレンダーなどアプリも強化

OSはWear OS 4。ストレージは32GB。通知は、プレビュー画像やGIFが表示され、通知画面から1回タップするだけで通話やメッセージを開始したり、道順の確認ができる。また、太字のテキストや画面読み上げを高速化など、アクセシビリティとカスタマイズ性も向上している。

また、GmailとGoogle カレンダーアプリを追加。手元で予定の承諾や拒否の返信をしたり、受信トレイを確認できる。YouTube Musicアプリもポッドキャストに対応したほか、Google マップは、近くの場所の情報確認に対応した。Pixel Watch 2からPixelスマートフォンなど「デバイスを探す」などの操作も可能。

Google Payに対応し、Suicaなどを利用可能。バッテリー容量は306mAhでディスプレイ表示状態で24時間利用できる。なお、初代Pixel Watchから充電台が刷新され、互換性は無くなった。初代はQiによる非接触充電に対応していたが、Pixel Watch 2は4つの端子を使った接触型の専用充電台に改められた。新しい充電台は、Fitbitの一部シリーズと共通のもので、充電速度が向上する。

バンドはSサイズとLサイズの2種類が用意される。交換用バンドなど新たなアクセサリも追加。バンドは初代Pixel Watchと共用可能で、取り外し用のボタンを押しやすく大型化している。

Google ストア、ドコモ、KDDI、ソフトバンクが取り扱うほか、Amazonやエディオン、ビックカメラ、ヤマダデンキ、ヨドバシカメラでも販売する。なお、Google ストアでは発売記念として、Pixel Watch 2の予約購入で「次回以降」使えるストアクレジット10,000円分をプレゼントするキャンペーンを、10月20日まで実施する。