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JR西など鉄道7社が連携「KANSAI MaaS」 関西2府5県の観光サポート

大阪市高速電気軌道、近鉄グループホールディングス、京阪ホールディングス、南海電気鉄道、西日本旅客鉄道、阪急電鉄、阪神電気鉄道の鉄道7社を運営主体とする関西MaaS協議会は、関西圏での利用に特化した広域型スマートフォンアプリ「KANSAI MaaS」をリリースした。対応OSは、iOS 14.0以上、Android 9.0以上。

関西地域におけるマルチモーダルでの乗換経路検索、電子チケットサービス、レジャー・宿泊施設・モデルコース等の観光関連情報の各サービスに加え、駅構内図や列車走行位置情報への連携など鉄道7社ならではの情報サービスも併せてワンストップで提供する。

関西MaaSのビジョンであるスマートモビリティリージョン「One Kansai」の実現に向け、関西地域の交通事業者をはじめ、多様なサービス事業者との連携も強化。57社局の事業者が準会員として関西MaaS協議会に入会している。

今後は、協議会に参画している事業者とともに、アプリの機能・サービスを拡充。2025年に開催される大阪・関西万博と、それ以降も関西地域の活性化に大きく貢献できるサービスへと進化させる。