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フェリーで高速インターネット スターリンク活用 商船三井とKDDI

左上から、クルーズ船「にっぽん丸」、フェリー「さんふらわあ さっぽろ」、「さんふらわあ さつま」、内航RORO船「むさし丸」

商船三井とKDDIは、商船三井グループが運行するクルーズ船やフェリーなどで、衛星ブロードバンドの「Starlink Business」(スターリンク)のトライアル利用を実施する。技術的な検証や経済性の評価を行ない、2023年秋以降に各船で本格導入を計画する。

スターリンクを搭載することで、航海中に下り最大220Mbpsの通信環境を確保、乗組員や乗船客に高速インターネット環境を提供する。

トライアルでは、クルーズ船「にっぽん丸」、フェリー「さんふらわあ さっぽろ」とRORO船「むさし丸」、フェリー「さんふらわあ さつま」の計4隻に「Starlink Business」の海上利用向け通信サービスが搭載される。まずはクルー・従業員にてトライアルが行なわれ、その結果を踏まえて乗船客へトライアル利用を拡大する。

KDDI「Starlink Business」で提供されるスターリンクの海上利用向け通信アンテナ