ニュース

超高層ビルの建設でスターリンク活用 KDDIと清水建設

KDDIは、清水建設と協力し、超高層ビルの建設現場でStarlink(スターリンク)を使った通信環境を整備する実証実験を8月~10月に実施した。建設中の高層階に、通信環境を構築可能なことが確認された。

KDDIと清水建設は、清水建設が施工する都内の超高層ビルの高層施工フロアにおいて、衛星ブロードバンドのスターリンクを用いた「携帯電話圏外の高層施工フロアにおける通信環境整備に関する実証」を実施した。

高層施工フロアは携帯電話の電波が届きにくく、建築の階層が上がるたびに光ファイバーなどでのネットワーク構築が必要で、地上から高層施工フロアまでの敷設にも多大なコストがかかっていたという。実証実験ではスターリンクのアンテナをタワークレーンのガイサポートに設置してクレーンが問題なく動作できる形にしながら、高層施工フロアにWi-Fiの通信環境を構築できることが確認された。

これにより、高層施工フロアからの映像伝送、オンライン会議などが従来よりも容易になり、業務効率化に寄与できたとしている。

今後もKDDIはスターリンクの利活用モデルを拡大し、高層ビル建設現場における通信環境整備へのスターリンク活用や、遠隔監視などIoTツールの活用による建設現場における課題解決に取り組んでいくとしている。