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ソフトバンク、成層圏通信のHAPSモバイルを吸収合併

ソフトバンクは24日、成層圏プラットフォームを使った携帯電話エリア構築事業の「HAPSモバイル」を10月1日付けで吸収合併すると発表した。

ソフトバンクは安定した通信ネットワークの整備の一環として、HAPS(High Altitude Platform Station)事業を推進。HAPSモバイルは、同社の子会社として2017年に設立され、上空から通信ネットワークを提供するシステム「HAPS:成層圏通信プラットフォーム」の構築とグローバルでの事業展開に向けて活動してきた。

今回、ソフトバンクの研究開発とのシナジーの最大化、経営の一本化によるオペレーションの合理化や意思決定スピードの向上を目的とし、ソフトバンクへの吸収合併を決定。今後、HAPSの商用化実現に向けて、要素技術やネットワーク機器の研究・開発、制度面の整備などに取り組む。ソフトバンクを存続会社とした吸収合併方式で、HAPSモバイルは解散する。

【更新】記事の見出しと内容が誤っていたため訂正しました(7月25日)