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CCCと日販、FC事業と卸事業を統合する新事業 10月始動

カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)と日販グループホールディングスは、CCCと日販GHDの合弁会社「株式会社MPD」の社名を変更し、FC事業と卸事業を統合した新たな共同事業会社「カルチュア・エクスペリエンス株式会社」を10月1日に始動する。

「カルチュア・エクスペリエンス株式会社」では、利用者にとっては「Customer First」、FC加盟企業にとっては「Retail First」を掲げ、流通販売を一本化することで品揃えや豊かな読書体験を提供。収益構造の改革も進め、MPDの流通、TSUTAYAの顧客接点という両社の強みを活かした事業シナジーを創出する。さらに、「BOOK & CAFE」「SHARE LOUNGE」「トレーディングカード対戦スペース」等の体験価値や空間価値の向上、店舗粗利の改善、FCサービス改革にも取り組み、新しい店舗モデルを創造する。

これにより、書店としての核を強固にしながら、地域でTSUTAYA店舗を運営しているFC加盟企業の事業運営を向上。日本全国の様々な地域で、「地域に交流を生む新しい時代の体験型書店」の店舗拡大に取り組む。新会社の詳細は、決定次第、適宜発表していく。