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大阪・堂島浜にマンション+ホテルの40階建て複合施設 27年春開業

三井不動産レジデンシャル、三井不動産、三井不動産ホテルマネジメントは、大阪市北区堂島浜にて、三井不動産グループ初の分譲マンションとホテルの大規模複合開発に着工した。竣工およびホテル開業は2027年春予定。

「(仮称)大阪市北区堂島浜二丁目計画」として推進している事業。所在地は大阪市北区堂島浜二丁目4番1他で、堂島川のリバーフロントという立地。地上40階・地下1階の高層棟、地上4階・地下1階の低層棟、地上2階のアネックス棟で構成される。高層棟の高さは約161m。ホテルは高層棟の25階〜31階で、その他のフロアが住宅。

アクセスはJR大阪駅から徒歩11分、Osaka Metro四つ橋線 西梅田駅から徒歩6分、Osaka Metro御堂筋線 淀屋橋駅から徒歩10分。駅直結地下街出入口まで徒歩2分で、梅田エリアにも近いなどの利便性、超高層タワーからリバービューを楽しめることを特徴としている。

延床面積は約7.5万m2で、マンションの総戸数は513戸、ホテルの客室数は220室。三井不動産グループ各社の連携により、空間の設えやサービスにおいて、ハイクオリティなおもてなしを提供するとしている。

マンション共用部にはコンシェルジュを配置するほか、ラウンジ、ライブラリーサロン、コミュニティホールを設置。24階にはリバービューをのぞむスパエリアなどを備える。堂島川沿いのアネックス棟では、入居者に向けた憩いのスペースを提供する。

分譲マンションのバリエーションは1LDK~3LDK。全ての居室が外部に面し、光を取り込める設計とする。また、全戸にトランクルームを設置する。

ホテルでは、テラスを備えたレストラン、バーや、高層階からのビューを楽しめるフィットネスジム、宿泊者専用のゲストラウンジを備える。客室の平均面積は30m2超。

ファサードデザインは、建築家・星野裕明氏が代表取締役を務めるホシノアーキテクツが担当する。

ホテルは、三井不動産ホテルマネジメントが「三井ガーデンホテルズ」のプレミアシリーズとして運営。大阪府内で三井不動産グループが運営するホテルとしては「三井ガーデンホテル大阪プレミア」に続く2施設目となる。