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ソフトバンク版AIチャット、全社員2万人に導入

ソフトバンクは、生成系AIを活用した「ソフトバンク版AIチャット」を社内向けのサービスとして構築。全従業員約2万人を対象に5月29日から利用を開始した。

同社では、2月ごろから生成系AIの業務利用を開始し、広く生成系AIの利用を推進してきた。今回、セキュアに構築された全社員向けのAIサービス構築し、あらゆる業務での生成AI活用を目指す。

ソフトバンク版AIチャットは、文章の作成や翻訳などの既存業務の効率化や生産性の向上のほか、営業・マーケティング領域での企画・アイデアの立案、サービス開発における各種プログラミングのサポート、コールセンターの業務など、様々な業務での応用を想定している。

利用開始に合わせて、'22年7月12日に策定した「ソフトバンクAI倫理ポリシー」に基づき、AI倫理およびガバナンスに特化した「AIガバナンス基本規程」を制定。7月から施行する。この規程で、AIを用いたサービスの適正な開発や提供、管理、運用の方針を定め、より安全・安心なAIの活用を推進する。また、生成系AIなどを業務で利用するために必要な知識を身に付けられる、AI倫理に関する教育プログラムを全従業員向けに6月中に提供開始予定。