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Twitter、ユーザーが収益化できる「サブスクリプション」 日本でも展開

Twitterは、個人が収益化できる「サブスクリプション」を強化し、日本でも導入開始する。イーロン・マスク氏が16日にツイートした。

「サブスクリプション」は、熱心なフォロワーのいるTwitter利用者が、Twitter上のコンテンツで収益を得られるようにする仕組み。以前は「スーパーフォロー」の名称で展開していたものをリニューアルしている。

マスク氏は14日に、サブスクリプションの強化をするとツイート。さらに16日には日本、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドのクリエイターも、Twitter上でサブスクリプションを有効にできるようになったと発表した。

サブスクリプションにより、一般ユーザーが、支援したいクリエイターのアカウントを月額一定の料金(2.99~9.99ドル)でサブスクすると、手数料等を差し引いた金額がクリエイターに支払われる。クリエイターはTwitter上の活動で対価を得られるようになる。

サブスク料金は、2.99ドル、4.99ドル、9.99ドルからクリエイターが選択可能。イーロン・マスク氏の場合は600円(編注:4.99ドルと思われる)。Twitterに支払われた料金からアプリ内購入手数料を差し引いた金額の最大97%がそのクリエイターの収益になる(アカウントの生涯収入5万ドル以下の場合)。また、Twitterでは今後12カ月間は手数料を徴収しない。

イーロン・マスク氏もサブスクリプションを開始

サブスクリプションで提供される主な機能は以下の通り。

サブスクリプションの主な機能

・サブスクライバー専用ツイート
・サブスクライバー専用ツイートの通知
・サブスクライバー専用スペース
・サブスクライバーバッジ
・[サブスクリプションツイート] タブ

サブスクリプションツイートと、サブスクリプションツイートへの返信は、そのクリエイターの他のサブスクライバーにのみ表示される。

ユーザーがサブスクリプションを行なう場合は、対象アカウントのページに表示される
[サブスクライブする]をタップし、その内容を確認して支払いを行なう。

クリエイターがサブスクリプションを開始する場合は、[設定]-[収益を得る(Monetization)]から[サブスクリプション]を選択する。参加資格は、(1)500人以上のフォロワー、30日以内にアクティブであること、18歳以上。