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球技専用スタジアムやアリーナ整備の等々力緑地、東急らが事業開始

球技専用スタジアム イメージ

東急など9社が共同出資により設立した川崎とどろきパークは、4月1日より等々力緑地の運営・維持管理業務等の事業を開始した。等々力緑地では、等々力陸上競技場の球技専用スタジアム化やとどろきアリーナの建替えなどの再整備が計画されている。

川崎とどろきパークは、東急、富士通、丸紅、オリックス、川崎フロンターレ、グローバル・インフラ・マネジメント、大成建設、フジタ、東急建設の共同出資により、1月13日に設立された。2022年4月に川崎市より公表された「等々力緑地再編整備・運営等事業」に係る公募手続に従い、2023年3月31日に川崎市と本事業に関する事業契約を締結し、4月1日より事業を開始した。

今後、川崎とどろきパークは等々力緑地の運営を担いながら、球技専用スタジアムやとどろきアリーナといった等々力緑地の再整備を推進する。再整備は、2026年度前後の工事着手、2029年度末の工事完成を予定。

再整備において緑地全体で、⽔と緑の環境を創出するほか、メイン動線のアクティビティループ整備。多様な施設の配置によるゾーンの演出等を行ない、活動同⼠が相互に関与しあうような公園を目指す。

球技専用スタジアムでは、観客と競技者の一体感を創出するスタンドにより、新たな観戦環境・価値の提供を目指す。

球技専用スタジアム

アリーナは様々なイベントに転換可能な設計とし、多彩な観戦環境・ホスピタリティーサービスに対応する。

アリーナ

運営計画では、多様なニーズに応える自主事業による賑わいの創出とコミュニティの醸成を図る。