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札幌駅前に道内一の地上245m高層ビル エスタ跡を再開発

JR北海道らは、札幌駅前に道内一の高さを謳う地上43階の複合ビルを開発する再開発計画「北5西1・西2地区第一種市街地再開発事業」について、札幌市長の認可をうけ、市街地再開発組合を17日に設立する。2023年度着工、2028年の竣工を目指す。

同計画は、JR北海道、札幌駅総合開発、ジェイ・アール北海道バス、JR北海道ホテルズ、札幌市が地権者として推進してきた事業で、新たに朝日新聞社、朝日生命保険、札幌ステーションフロント、東宝、日本都市ファンド、芙蓉総合リース、メディカルシステムネットワークの7社が参加組合員として事業参画することも決定した。

JR北海道グループが運営する商業施設エスタ解体後の跡地および札幌市が保有する用地を一体とした、2ヘクタール超の大規模開発。札幌駅前に建設予定のビルは、地上43階、高さ約245mの複合ビルで、北海道新幹線札幌延伸時には、新幹線駅直結で道内一の高さを誇る再開発ビルとなる。これにより北海道新幹線札幌駅開業や、2030年の札幌冬季オリンピック・パラリンピック招致を見据えた「世界へつながる"さっぽろ"の新たな顔づくり」の実現を目指す。

所在地は、札幌市中央区北5条西1丁目および西2丁目。延床面積は約386,700m2

ビックカメラ札幌が移転

2023年度の着工に向け、札幌駅前の商業施設「エスタ」が2023年夏に閉店することから、同施設内に店舗を構えるビックカメラは、9月に東急百貨店 札幌店へ移転する。ビックカメラ札幌店は、2001年7月に開店。家電製品だけでなく、酒類や自転車、寝具、日用品など幅広い商品を取り揃えてきた。営業開始日、フロア構成などは後日発表予定。

東急百貨店 札幌店