ニュース
三井不動産、短期移住サービスに「保育」付きプラン
2023年3月14日 16:07
三井不動産レジデンシャルは、多拠点居住サービス「n’estate(ネステート)」に、未就学児の子育て世帯に向けた保育サービス付プラン「n’estate with kids」を、5月13日より開始する。予約開始は3月14日。提携施設の所在地は、山形県鶴岡市と長崎県五島市。
ネステートは、「住の自由化」 をコンセプトに、個人が自由に拠点を選択しながら生活するライフスタイルを提供するサービス。'22年9月より都市型拠点8施設、郊外型拠点2施設でトライアルを実施しており、セカンドハウスやワーケーション、休暇の観光拠点など短期～中長期で利用されている。
新たに展開する「n’estate with kids」は、未就学児を近隣の保育園に預けられる保育サービス付プラン。7泊8日から利用でき、利用料金は保育料含めて8日間で約12万円～、16日間で約24万円～。保育利用可能時間は8時半～16時半。
多拠点居住に興味はあっても、日中仕事をしながら子供の面倒を見るのは難しいといったハードルを解消するために保育環境を整備した。地域行政のサポートのもと、現地の保育園に受け入れ協力をしてもらうことで、子供には好奇心や感性を育む体験をさせ、大人は安心して働きリフレッシュできる自由度の高い滞在を叶える。
滞在拠点ごとに預け入れる保育園を個別に案内するため、保護者が保育園を探す必要はないという。保育園確定後は、滞在前に保護者と園でオンライン面談を実施し、登園前の不安を軽減する。
提携施設は、山形県鶴岡市の「SHONAI HOTEL SUIDEN TERRASSE」と、長崎県五島市の「カラリト五島列島」。家族で地域を訪れ、自然や文化と触れ合い、地域との特別な結びつきを育むくらしの体験ができる。
同プランの開始にあたり、2施設の運営会社と「まちづくり包括連携協定書」を締結。n’estateのサービスを通じ、地域の関係人口の創出や、都市と地域双方における人材交流、経済創発、地域の教育事業における連携を図り、日本の地方都市活性化のモデル事例の創出に取り組んでいく。
