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「シャノアール」なくなる 58年の歴史に幕

第1号店の福生店

C-Unitedは、「コーヒーハウス・シャノアール」ブランドを、3月24日をもって終了する。

コーヒーハウス・シャノアールは、「様々な文化人が集い、文化発祥の地となっていたフランス・パリの『シャノアール』のように、日本でも珈琲文化を広めたい」との想いから、1965年に東京・福生に誕生したブランドで、58年の歴史を持つ。

第1号店の福生店

コーヒーハウス・シャノアールは、京王八王子店の閉店をもってブランドとしては終了する。千歳烏山店、調布店などの一部店舗は、同社グループブランドの「珈琲館」として営業する。

コーヒーハウス・シャノアールのシンボルである黒ねこはカフェ・ベローチェへ、「心地よい日常を文化にする」というポリシーは珈琲館へ継承するとしている。

C-Unitedは'21年に、1965年創業の株式会社シャノアールと、1970年創業の珈琲館株式会社が合併して設立された会社。'22年にはポッカクリエイトの全株式をサッポログループ食品から取得し、カフェ・ド・クリエが展開ブランドの1つに加わった。'23年1月にはポッカクリエイトと合併している。