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「コスタコーヒー」が日本本格参入 欧州発カフェブランド

イギリスや欧州を中心にグローバルで展開されているコーヒーカフェブランド「COSTA COFFEE」(コスタコーヒー)の店舗が、日本市場に参入する。双日ロイヤルカフェがフランチャイズ権を取得し展開・運営する。

コスタコーヒーの店舗は、バリスタによるハンドドリップの、本格的で高品質なコーヒーを中心に提供。多様化するカフェニーズに応えるとしている。

関東から出店を開始する計画で、双日ロイヤルカフェによる直営とフランチャイズの両方を検討する。将来的には日本全国で展開して、国内主要カフェチェーンとしての地位確立が目標としている。

COSTA COFFEEは、1971年にイタリア出身のコスタ兄弟がロンドンで創業したカフェが始まり。イギリスとアイルランドで2,800店舗以上を展開するほか、45カ国で1,100店舗を展開する、ヨーロッパを中心に人気のコーヒーブランド。

2019年にはコカ・コーラグループが買収したことで、グローバルで展開が加速。日本でもすでにレジャー施設やホテルなどに向け業務用のコーヒーマシンが、一般向けにはペットボトル入りのコーヒーが「コスタコーヒー」ブランドで販売されている。

双日ロイヤルカフェは、ロイヤルホールディングスと双日がカフェ事業の運営・展開を目的に設立した合弁事業会社。資本金は1億円で、出資比率は双日が60%、ロイヤルHDが40%。ロイヤルホールディングスは「ロイヤルホスト」や「てんや」などを展開している。