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三菱鉛筆、シャープ「クルトガ」のエンジン改良・グリップ新搭載

三菱鉛筆は、“芯が回ってトガり続けるシャープ”「クルトガ」から、より使いやすく、デザイン性も向上した「クルトガ 新スタンダードモデル」全8種を2月20日に発売する。価格は605円。

クルトガは、'08年3月に発売された、シャープペンシルの芯先に初めて着目し、新開発した機構「クルトガエンジン」を搭載した商品。クルトガエンジンとは、書くたびに芯がだんだん斜めに摩耗する「偏減り(かたべり)」による、文字が太くなる・芯が折れやすい・崩れた芯で紙面が汚れやすいなどの従来のシャープペンシルの問題を解決するための機構。

新発売される「クルトガ 新スタンダードモデル」は、筆記中に芯が回転することによるペン先のブレをさらに軽減できるように改良されたクルトガエンジンが特長。加えて従来のスタンダードモデルでは先端側にあったエンジンを軸中央部に配置することで、デザイン性や機能面も向上したという。

さらに、従来のスタンダードモデルにはなかった長時間筆記に適したグリップを新搭載。エンジンを軸の後端にずらしたことでグリップを搭載しても太くなり過ぎず、握りやすく最適な形状と太さに仕上がっている。また、グリップ部分は先端に向かって少しずつ太くなることで、長時間使用しても指の位置が下がることなく、持ちやすい位置をキープできるようになっている。

グリップの形状

なおかつ新モデルでは使いやすく洗練された新しい軸デザインを採用。クルトガブランドイメージカラー「ブルー」を中心としたワントーンで日常になじむ配色や、クルトガエンジンの回転が確認できる小窓、緩やかに先端が細くなることでペン先が見やすく書きやすい設計など、従来モデルの良さを残しつつ、デザイン性を向上したという。

芯径は0.3mmと0.5mmの2種類。軸色は0.3mmがブルー、ブラック、アイスブルー、ライトグレー、0.5mmがブルー、ネイビー、アイスブルー、ライトグレーのそれぞれ4色展開。